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第48回京都消費者大会「食品ロスと『しまつのこころ得』」 開催

2017年9月28日(木)、京都府立総合社会福祉会館ハートピア京都にて3部構成で開催されました。一部76人、二部97人、三部86人のべ259人が参加しました。
主催は当会が加盟しているNPO法人コンシューマーズ京都で、農林水産省近畿農政局、京都府、京都市、(京都府生協連)が後援。

テーマは「食品ロスと『しまつのこころ得』」

第1部エコクッキング講演会「大切ないのち、食材を使い切る術を学ぼう」では料理研究家 力石さち氏より、捨てない料理法、堆肥の作り方等家庭でもできる食品ロスについて、わかりやすくお話いただきました。

つづいて第2部「食品ロスを家庭から考えるフォーラム」では、京都大学地球環境学堂准教授 浅利美鈴氏より基調報告をいただいたあと、福井県安全環境部循環社会推進課 大石光紀氏、京都市循環型社会推進部ごみ減量推進課2R推進係長 小野 理恵氏、NPO法人セカンドハーベスト京都 理事 向山文章氏、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会 谷内田友寛氏よりそれぞれ取り組んだ事例報告がありました。最後はNPO法人コンシューマーズ京都理事 有地淑羽氏による食品ロス市民アンケート結果の報告でしめくくられました。
第3部では、捨てられている食料を救いだし、おいしい料理に変身させようと考えた食材救出人を描いたエンターテイメント・ロードムービー「0円キッチン」が上映されました。

会場では、終日、NPO法人セカンドハーベストによるフードドライブの社会実験の実施も行われ、参加者のみなさんが家庭に眠っている食品を持ち寄りました。

※フードドライブとは、各家庭で余っている食べ物を学校や職場に持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。日本にはなじみの薄い言葉ですが、海外では1960年代から盛んに行われていると言われています。

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