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第23回京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(略称:KSK)開催

4月11日(火)、コープ御所南会議室で「安心してくらせる地域・社会づくり~貧困・格差の問題を考える。生協として何ができるか~」をテーマに開催し、役職員33人が参加しました。

くらしの格差は各世代で広がり、子育て世代や高齢者の多くで生活が苦しいという状況となっています。生協が持つ資源(事業、社会的活動、人)を活用し、地域のさまざまな団体と連携して生協として何ができるのかを考えることを目的に開催しました。

京都府生協連・上掛利博会長理事が開会のあいさつをおこない、本多浩常任理事がコーディネーターをつとめました。

日本生協連組織推進本部組合員活動部・山田浩史氏から「子どもの貧困に関する研究会からの報告」と題して報告がありました。

日本生協連は2020年ビジョン・第2期中期方針の中で「社会的弱者、貧困問題への取組み」を掲げています。多くの会員生協から、子どもの貧困問題に取り組むことの重要性や、事例研究、支援検討の要望があり、「『子どもの貧困』に関する研究会」が設置されました。研究会でまとめた提言や、全国の生協での取組み事例など、こんご生協として果たせる役割や具体的にできることについて報告がありました。

次に「京都府食品ロス削減府民会議からの取組み報告」が、京都府農林水産部食の安心・安全推進課・荒木貴士副課長から「食品ロスの現状」について、京都府健康福祉部家庭支援課・能勢弘康副課長からは「フードバンク」「子ども食堂」などの取組みについて、それぞれ報告がありました。

話題提供として、地域支援の取組みをテーマに、京都橘学園生協・大塚正文専務理事より、京都橘学園生協で取り組んでいるチャリティメニューの取組みについて報告があり、意見交換をおこないました。

参加者からは「身近で考えられること、取り組めること等、考えていく必要を感じた。」などの感想が寄せられました。

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