「京都の生協」No.53 2004年8月発行 この号の目次・表紙

2004年 国際協同組合デー 第15回 京都集会開催
「いま地産地消があたらしい〜協同組合がはたす役割」をテーマに

 7月7日(水)、京都市下京区のキャンパスプラザ京都を会場に、「2004年国際協同組合デー・第15回京都集会」が開催され、JA、漁連、森連、生協から160人が参加しました。
 これは、京都の協同組合運動の発展を願い、毎年開催されるもので、主催は京都府協同組合連絡協議会(構成:JA京都中央会・京都府漁業協同組合連合会・京都府森林組合連合会・京都府生活協同組合連合会)

全体集会

JA京都中央会
小瀧茂専務理事
 全体集会は京都府漁業協同組合連合会総務部指導課 濱中貴志係長の司会で開会、JA京都中央会 小瀧茂専務理事より開会のごあいさつをいただきました。

【話題提供・講演】
 はじめに農林水産省近畿農政局 永江啓一次長より、「米粉を利用した商品づくり」と題した話題をご提供いただきました。
 つづいて「地産地消県民運動・岡山県のとりくみ」をテーマに、岡山県農林水産部農政企画課 黒田忠明主幹にご講演いただきました。

農林水産省近畿農政局
永江啓一次長

岡山県農林水産部 農政企画課
黒田忠明主幹

【各連からの活動報告】
 JA、漁連、森連、生協より活動報告がされました。
◇NPO法人「京の農産物あんしんネットワーク」の設立について ◇間人カニの販売拡大のとりくみ ◇京都・森と住まい百年の会の設立について ◇地元産商品取扱い拡大〜中元・歳暮のとりくみ
JA京都中央会 営農法人育成課
大槻松平課長
丹後町漁業協同組合
田中郁代参事
京都・森と住まい百年の会
田村宏明代表理事
京都生協 カタログサービス事業部
吉田恵子商品担当(ギフト)


京都府生協連
小林智子会長理事
 地産地消をテーマとして、米粉の商品作りや岡山県のとりくみ、また各協同組合のさまざまな活動報告に、参加者からは「米粉の商品開発や岡山県の報告は農業に関わるものとして励みになった」「京都府の地産地消について考えるよい機会となった」などの感想が多く寄せられました。
 京都府生協連 小林智子会長理事が閉会あいさつをのべ、終了しました。


午前の部 京町屋見学・女性交流会
 全体集会に先立って午前中に行なわれた京町屋見学には25名が参加し、京野菜をとりあつかう「かね松」さん、遊墨漫画家 南久美子さんのイラストを展示している「ユーモアギャラリー・Machiya deほっ」さん、お酒と地ビールの「キンシ正宗堀野記念館」さん、能舞台のある「古武家」さんを見学しました。

◇  ◇  ◇

 同じく午前中の「女性交流会」は、「協同組合の元気をつくる女性たち〜地域で・職場で・家庭で 生き生きとくらそう〜」をテーマに開催され、各協同組合から59名が参加し、交流しました。
 京都府生協連 高田艶子理事の司会ですすめられ、小林智子会長理事が開会あいさつをのべました。
 第一部は各協同組合からの報告、第二部は報告された内容をふまえ、6つのグループに分かれて意見を交流しました。

《女性交流会報告者とテーマ》
◇カキの養殖をやってきてよかった ◇「わたしらしく」生き生きとして ◇地域にとけこむ活動について ◇男と女 できることからチャレンジしよう
京都府漁婦連委員長 湊漁協婦人部長
和田智恵子さん
京都生協理事
三宅いづみさん
京都市森林組合みなもと会
久保清美さん
JAやましろ組織代表理事
水野紀代美さん


JA京都府女性協
豊田勝代会長
 グループ交流には「もっと話したかった」「また交流できる機会がほしい」という声が出されるなど、楽しく懇談することができました。
 JA京都府女性協 豊田勝代会長より閉会あいさつがあり、終了しました。


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京都府生活協同組合連合会連合会