
▲渡邊政俊先生

▲亀の甲羅のような節をもつキッコウチク(亀甲竹)

▲稈が黄金で緑のストライプが入ったキンメイチク(金明竹)

▲黒い色をしたクロチク(黒竹)

▲エジソンの電球(復元品)

▲石仏群
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竹林公園は京都市の西南部、タケノコで有名な洛西の地に1981年6月に開設されました。洛西ニュータウンの開発がすすむなかで、竹・タケノコ産地であったこの地に、その歴史をとどめ、残った竹林を積極的に生かしたいと、世界的にも有名な竹博士・故上田弘一郎・京大名誉教授のご尽力もあってできあがりました。
上田先生の研究を京大職員としてお手伝いされ、定年後は竹の研究一筋の農学博士・渡邊政俊先生に、竹林公園の魅力や珍しい竹のお話などをうかがいました。「竹林公園の特徴は3つあります。ひとつは竹の資料館。京都市の博物館の一つに指定されていて、スタンプラリー用のスタンプもあります。2つ目は、回遊式和風庭園になっていることです。3つ目は子どもの広場。ここはいつでも開放しています」と渡邊先生。
資料館でとくに目を引くのは、アメリカの発明家・エジソンが電球のフィラメントに八幡の竹を使ったというエジソン電球(復元品)。ほかには竹製品やパネル、京都府指定の「伝統工芸品」の京銘竹なども展示されています。取材で訪れたときには、インド産の開花周期48年の竹が実をつけているのを見ることができました。常設展示にはこの竹の実をアルコール漬けにしたものがあります。
回遊式庭園は、0.5ヘクタールの広さがあります。110種類の竹が生育する生態園と京都の歴史を伝える百々橋(どどばし。この橋で応仁の乱が始まったと伝えられる)と石仏が移築・配置されています。亀の甲羅のような節をもつキッコウチク(亀甲竹)、稈(かん)が黄金に輝くオウゴンチク(黄金竹)、稈が黄金で緑のストライプが入ったキンメイチク(金明竹)、逆に稈が緑で黄金のストライブが入ったギンメイチク(銀明竹)、クロチク(黒竹)などなど。ここではすべての竹に名前がつけられています。
公園内では、森林浴ならぬ竹林浴に身も心もリラックスできます。竹関係者の間では世界的にも有名で、外国からのお客さんもたくさん見学に来られるとうかがいました。手入れが行き届き、落ち着いた、とても美しい公園です。入場料無料。
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