「京都の生協」No.71 2010年4月発行 今号の目次

  平和をつくろう~ユニセフ活動と音楽のつどい~
池坊学園こころホールで開催

 3月13日(土)、京都生協と京都府生協連の共催で開催しました。つどいは、京都生協がユニセフ募金活動をはじめてから20周年をむかえたことを記念して開かれたもので、100人が出席しました。
 1979年国際児童年にあたって、国際協同組合同盟(ICA)と日本生協連は、ユニセフ(UNICEF)のよびかけにこたえ、日々水くみの重労働に追われる発展途上国の子どもたちに「バケツ1杯の水を送ろう」として募金活動を開始しました。
 第1部では日本ユニセフ協会団体組織事業部・谷口光さんが「20年のふりかえり、これからの支援にむけて」のテーマで講演されました。
 谷口さんは「世界中の人びとがみんなで平和を守り、くらしをよくすることをめざして、国際的な助け合いの活動をひろげていきましょう」とよびかけました。


日本ユニセフ協会・谷口光さん

 第2部は、「ビブラフォン・ドリーム21」と題して、ビブラフォン奏者の玉木孝治さんが演奏。
 玉木孝治さんは、子どもたちに「夢を持とう!」「持ちつづけよう!」「そのために今、なにかはじめよう!」と「ドリーム・夢」を合言葉に日本中をかけまわっています。
 レパートリーの広さと慈しむように奏でるビブラフォンの音色は聴くものを魅了しました。


玉木孝治さん~会場いっぱいに響くビブラフォンの音色

 当日は、「星に願いを」「アルルの女」からはじまり、最後の「チャオチャオ」では子どもたちも舞台に上がって、楽しく踊りました。
 玉木さんは「世界中のすべての人びとが『夢』を持ち、その『夢』を持ちつづけることができる、争い事のない穏やかな日がつづくことを願いながら、演奏活動をつづけていきたい」と熱い思いのこもったメッセージを伝えられました。


  コープのpeaceな集い
~やましろ健康医療生協・京都生協・京都府生協連 共催~

 2009年12月9日(水)、文化パルク城陽で、弁護士・伊藤塾塾長・伊藤真さんを招いて、「けんぽうを知ろう!」をテーマに学習会を開催しました。
 伊藤さんは「日本国憲法の本質は徹底した人権の尊重です」「人は生きているだけで誰もがかけがえのない価値をもっている」とつよく訴えられました。80人が参加しました。


  きたがわてつさんコンサート
~愛と平和の宅急便~

 1月29日(金)、京大生協教職員委員会の主催で開催され、150人が参加しました。「ヒロシマの有る国で」など、核兵器廃絶を願う人びとの愛唱歌がたくさん披露されました。京都府生協連、大学生協京滋・奈良地域センターが後援しました。


代表作の「日本国憲法前文」