「京都の生協」No.90 2016年8月発行 今号の目次

  2016年国際協同組合デー 第27回京都集会
~「森の恵み〜森・里・海のかかわりを考える」をテーマに開催~


京都府生協連・上掛利博会長理事が
開会あいさつ

京都府漁業協同組合組織部指導課・
千賀隼人係長

京都府森林組合連合会・
青青合幹夫代表理事会長

 7月6日(水)、キャンパスプラザ京都において開催され、JA、森林組合、JF、生協から170人が参加しました。

 国際協同組合デーは、毎年7月第1土曜日を、全世界の協同組合員が心をひとつにして、協同組合運動の発展を願い、平和とよりよい生活を築くために、運動の前進を誓い合う日として、1922年に制定されたもの。

 京都では毎年、京都府協同組合連絡協議会(構成/JA京都中央会・京都府森林組合連合会・JF京都・京都府生活協同組合連合会)の主催で、記念集会企画を実施しています。

 ことしは、京都府において「森の京都」事業を展開しており、全国育樹祭も開催されることを受け、森の恵みをテーマに講演がありました。

 こくた恵二衆議院議員と二之湯智参議院議員、井上さとし参議院議員、倉林明子参議院議員から祝辞をいただきました。

 京都府漁業協同組合組織部指導課・千賀隼人係長が司会を担当。京都府生活協同組合連合会・上掛利博会長理事が開会あいさつをしました。

 つづいて「森の恵み~森・里・海のかかわりを考える」と題して、京都府立林業大学校・只木良也校長にご講演をいただきました。

 参加者からは「里山の必要性を理解することができた」「自然の循環が大切だとよく分かった」「里山の魅力・底力を改めて教えていただきました」など多くの感想がよせられました。

 各協同組合からは「協同組合の担い手が語る」と題した活動報告がありました。

 参加者からは「日頃ふれることの少ない生産者の取組みの実態を知ることができて、とても興味深い内容だった」「それぞれの協同組合の取組みやご苦労がよく理解できた」「次世代を担う若手の話・講演が聴けて大変勉強になった」などの意見がありました。

 さいごに、京都府森林組合連合会・青合幹夫代表理事会長が「4つの協同組合の連携を組合員にどう結びつけていくかが課題。さらなる協同組合の発展に尽力していきましょう」と閉会のあいさつをのべました。


《報告講演》 「森の恵み~森・里・海のかかわりを考える」
―京都府立林業大学校・只木良也校長―


 協同組合の担い手が語る
 JA・JF・森林組合・生協から活動報告がありました



「『伝統野菜が都市農業を守る』
“Made in京都からMade by佐伯へ”」

JA京都市青壮年部朱雀野支部
佐伯 農生

「持続的なズワイガニ漁業をめざして
水ガニの保護」

一般社団法人 京都府機船底曳網漁業連合会
熊谷 謙

「京丹波森林組合での取組み」
京丹波森林組合
藤本 和磨

「京都生協のお買い物支援の取組み」
京都生協
林田 久宗