「京都の生協」No.93 2017年8月発行 今号の目次

  「ヒバクシャ国際署名」学習会

4月15日(土)、京都社会福祉会館で、核兵器禁止条約実現へ「『ヒバクシャ国際署名』をひろげよう!『核兵器禁止・廃絶をとことん学習する会』」が開催され、110人が参加しました。

主催は、「ヒバクシャ国際署名を大きくひろげる京都の会(仮称)」の結成を呼びかけた、京都原水爆被災者懇談会、京都「被爆2世・3世の会」、原水爆禁止京都協議会、京都府生活協同組合連合会の4団体。

京都原水爆被災者懇談会世話人代表の花垣ルミさんが開会のあいさつをのべ、原水爆禁止世界大会起草委員長などをつとめる、関西学院大学・冨田宏治教授が「核兵器禁止条約実現への画期的な動きとヒバクシャ国際署名」と題して、講演があり、質疑応答しました。

主催団体から、京都「被爆2世・3世の会」世話人代表平信行さんが、署名運動を京都で成功させるための「ヒバクシャ国際署名を大きくひろげる京都の会(仮称)」の設立を提案し、多くの参加を呼びかけました。

閉会のあいさつを京都府生協連・高取淳専務理事がおこないました。当日の司会進行は、生協組合員の森垣郁江さん(生協コープ自然派京都)、有地淑羽さん(京都生協)がつとめました。

7月5日(水)には、核兵器禁止条約実現へ「ヒバクシャ国際署名」をひろげよう!「生協の歴史から戦争と平和を学ぶ」学習会を開催しました。37人が参加しました。主催は、京都府生協連。京都生協テーマ・コミュニティ憲法カフェと京都高齢者生協くらしコープ環境平和委員会が共催。

京都府生協連・上掛利博会長理事による開会のあいさつのあと、日本生協連はじめ多数の生協で役員を歴任されてこられた齋藤嘉璋氏より、「生協の歴史から戦争と平和を学ぶ」をテーマに講演がありました。後半では、6月15日から開催され、核兵器禁止条約制定に向けて話し合われた国連第2会期に参加された、米重節男さんより、核兵器禁止条約制定に向けての話し合いの様子について報告がありました。

最後に、京都高齢者生協くらしコープ・水口武夫理事長よりヒバクシャ国際署名の呼びかけと閉会のあいさつがありました。


関西学院大学・冨田宏治教授

日本生協連元常務理事・齋藤嘉璋氏