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52年目をむかえた「平和行進」――それは、たった一人からはじまった

2010年06月22日

                                                                                                    6100621_peace.JPG月21日は、恒例の「ピースパレード(平和行進)」。地域生協・大学生協・医療生協・職域生協などと地域団体・平和団体がいっしょに祇園石段下から京都市役所まで歩いて、「核兵器のない平和な世界を」と訴えた。平和行進がはじまったのは、1958年。6月20日、反戦・反核の活動に熱心な33歳の仏教徒・西本敦(あつし)さんが、広島原爆記念碑の前から、8月東京で開かれる第4回原水爆禁止世界大会にむけて、たった1人で行進をスタートさせた。西本さんは「歩くという人間の最も初歩的な行動によって、人類的課題である原水爆禁止を訴えたい」と平和行進の目的・意義を端的に語った。平和行進への国民の共感は大きくひろがり、日に日に行進への参加者がふえていった。沿道では小旗が打ちふられ、ビルの窓からは紙吹雪が舞うという熱気と感動のなか、8月はじめに東京に到着したときには、行進は1万人をこえる大規模なものとなっていた。広島から東京までの行進参加者はのべ100万人をこえたという。京都府内での平和を訴える行進の取り組みは、6月26日まで。奈良へとつながる。<写真:ピースパレード>(2010年6月22日、坂本茂)