あいつぐクマの出没

2010年11月02日

101105_kumasan.jpg  名古屋市で開かれていた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は、1030日未明、「名古屋議定書」「愛知ターゲット」などを採択し、閉幕した。生物資源から得た利益の一部を原産国に還元するルールや、種の絶滅を食い止めるための2020年目標が定められた。日本は、中山間地域で環境にやさしい農業を推進することで、多様な生物も保全可能にするという「SATOYAMA(里山)イニシアチブ」を提唱、これも採択された。しかし、いま里山では、イノシシやシカ、そしてクマまでが出没し、農産物・林産物ばかりか、住民に被害と脅威をもたらしている。府内北部にあるわが家の別宅も例外でなく、敷地内はイノシシに掘り起こされ、柿の実はクマが食べに来るので残さずに採るべしとの集落アナウンスもあった。朝、犬を連れて散歩に出たら、イノシシたちがすぐ前をドッドッドッと横切っていく。彼らにとっては、40Kgあるわが家の秋田犬(♂ 犬名:龍皇丸、通称:クマ)も恐い存在ではないらしい。黒クマと白クマとが遭遇・対決するという場面もありえないことではない……。でも、勝てないだろうね、ウチのクマは。里山の苦悩はふかまるばかりだ。<写真:クマさんが見回りすれど~綾部>(2010112日、坂本茂)