商店街の夏祭り

2011年09月12日

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8月の終わりの土曜の晩、「吉田東通り夜市」として近所の商店街の夏祭りが開催されました。近くには京大と吉田神社がある古い商店街で、昔ほどの賑わいはなくなっていますが、
今一度、活気をとりもどそうと、たこ焼き屋さんや、美容院、食堂、酒屋さんなどが協力して、今年初めて行われました。
 とにかく夏祭りには、たくさん人が来ないと始まらないということで、夕方6時から、ちんどん屋さん登場!!近所の子供たちもこのときのために自分たちで作成した太鼓やマラカスの打楽器を持って一緒に行進、町内をねり歩きました。
 懐かしいちんどん屋さんの太鼓と笛の音に、おじいちゃんやおばあちゃんたちが「何が始まりやすの?」と顔を出して、暗くなるころにはけっこうな人出となりました。
 イタリア人のイタリアンや、古本屋さん、手作りクッキーほか作品を売る若者の店など、食べ物だけではなく個性あふれる出店が出ていましたし、出し物としてはアーティストたちが大集結。音楽をかなでながら、板にペンキで一つの作品を仕上げていく人、マジックのパフォーマンス、京大生のゴスペルなど催しが盛りだくさんでした。
 お年寄りから子供たちまで幅広い人々が繰り出してきて、夏の一夜を楽しみました。
大震災や台風で甚大な被害がでている日本列島、人のつながり・絆について今一度見直す時がきています。こんな些細なことからお隣同士、ご近所さんとのつながりを深めることができれば、来年度から後もずっと続けてほしいと思いました。
<2011年9月12日岡本朋子>