楽しみの数々...

2011年11月21日

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今年も残すところ、40日を切りました。
先日、高校時代の友達と、滋賀県大津市葛川坊村町(かつらがわぼうむらちょう)にある葛川息障明王院(かつらがわそくしょうみょうおういん)を訪ねました。
<葛川息障明王院は大津市の最北部、安曇(あど)川渓谷に沿う葛川集落の中心にあります。平安時代初期に、延暦寺の僧であった相応(そうおう)(831-918)が回峰行(かいほうぎょう)の道場として開きました。相応が始めた回峰行とは独特の行で、100日間、1日30km、夜中に山中などを走るというものです。この厳しい行の道場にふさわしく、寺院は老杉が生い茂る深山におおわれており、境内は石垣に苔がむして霊気が漂っています。本堂・庫裏(くり)・護摩堂(ごまどう)・宝物蔵などが立ち並び、重要文化財も保存されています。付近には、相応が滝壺に飛び込んで霊木を引き上げ、不動明王を自ら刻んだという「三(さん)の滝」をはじめ、19の滝があります。>【滋賀県観光情報より抜粋】
天台宗の寺院で本尊は千手観音。近畿三十六不動尊二十七番。
平成の修理(平成17年11月1 日~平成23年3月31日)がおこなわれ、修理前は金属屋根だったが、以前の屋根は厚みのある木板を重ねる「とち葺(ぶき)」で組まれていた事が判明したため、とち葺で復元された見事な建築物でした。とち葺は創建当時の根本中堂など延暦寺の主要な建物に限られるため、明王院が重要な位置付けにあったことが分かるそうです。
今年は暖かく紅葉は遅いとのこと。
長い間守られてきた本堂を見て、伝え残すことの大切さ、重要さを感じました。
学生時代の友達との、笑いの絶えない集まりは本当に楽しく、元気をもらえました。

 もう一枚の写真は、月に1回通った陶芸教室で、招き猫を作ってみました。
未曽有の災害となった東日本大震災や、収束が見えない福島第1原発の事故など、暗いニュースが多かった2011年。
来年はこの「招き猫」で福を招いてもらいたい!との希望をこめて作り上げました。

 楽しいことが色々できることに、感謝です。
<2011年11月21日川端浩子>