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「節電の夏」をどう考えるか

2012年07月05日

120705_gakuajisai.jpg 7月2日から、全国各地で省エネ・節電の取組みがスタートした。当会も、同日、コンシューマーズ京都、京都府地球温暖化防止活動推進センター、気候ネットワーク、京都生協とともに、学習交流企画として「わたしの省エネ・節電宣言」を催行した。

 「節電イコール我慢」としてネガティプ一方でとらえるのでなく、むしろプラス思考でさまざまな視点から考える機会としていきたい。もっとも、これまで「当たり前」と思っていたことに「制限」がかかるというのであれば、マイナス思考で対応せざるをえない「側面」があることは事実としては否めない。

が、今夏の省エネ・節電の取組みについて、これまでの日本のエネルギー政策のあり方を転換していく機会としてポジティブにとらえていくこともあわせて必要だろう。消費者視点からすれば、全国民が電力を消費している利用者・需要者である。電気が何によってもたらされ、いかなる価格体系となっているのか、選択の余地はどの程度あるのか等々について、みずから学び・考え・くらしの工夫や情報の交換をすすめる取組みをつうじて、需要の側から行政や企業サイドにたいし、これまでにない斬新な提案をしていくことは可能であろう。これまでの延長線上でモノゴトを考えてはならないというのが、3.11の最大の教訓のひとつである。電力供給者による「あてがいぶち」の時代はすぎた。<写真:がくあじさい>(201275日、坂本茂)