天災は必ずやってくる

2014年08月24日

「天災は忘れた頃にやってくる140824_バス.jpg
は寺田寅彦の有名な言葉であるが、近年においてはこの名言は覆された。「天災
は忘れる前に、次々とやってくる」時代である。 今夏も京都は集中豪雨による
水害に見舞われた。とりわけ、気候の変
動とかかわって発生する雪害や風水害の発生は毎年決まったかのように「必ずやってくる」と思って、備えておく必要がある。
 京都では2011年8月14日の京
都府南部の豪雨災害、2012年9月16日台風18号による由良川、桂川の氾濫、そして今年8月16日の京都府北部を中心とし
た記録的な豪雨による水害である。災害は全国各地で発生し、農山漁村であろうと市街地であろうと大丈夫と言える地域はない。天災は避けることはできないが、災いを減じることはできる。阪神淡路大震災の教訓から「減災」という言葉が注目された。
 今回の京都府北部の水害に京都府災害ボランティアセンターからの呼びかけにこたえて、たくさんの市民の方が福知山にむかってくれている。また、人命救助が急がれる広島市の土砂災害では、1000人を超えるボランティアの方が駆け
付け、活動中との報道。こうした動きを心強く感じつつ、ひとりひとりの備えと行動、災害に強い地域社会と環境づくり、さらには地球温暖化対策にいたるまで、自然と共存する人類の知恵と行動が求められていることを痛感する。     (H.Y)