盲導犬が刺された

2014年10月06日

 141006_tansin.jpg7月に盲導犬を傷つける卑劣な行為が発生し、これを機に盲導犬への関心が広まったように思います。
 ところが、一部の報道で盲導犬は何があっても吠えない訓練がされているとの見解があり、全国にある盲導犬協会などに非難の声が多く集まり、緊急声明を出さざるを得ないような事態になったとのことです。
 
 以下、全日本盲導犬使用者の会「盲導犬を傷つける卑劣な行為を受けての緊急声明」より抜粋

「一部報道において、『盲導犬は何があっても声をあげないように訓練されている』と言う論調がなされています。これを受けて、多くのユーザーが街中で『抑圧されて働かされる盲導犬は かわいそう』と言う厳しい言葉を浴びせられています。実際にはそのような訓練は現在行われていません。もしもそのような訓練がなされているとするならば それは虐待と捕らえられても いたしかたないことです。盲導犬は、生まれたその時から多くのボランティアや関係者、そして その生涯の大半を共に過ごす私たちユーザーから精一杯の愛情と良質な飼育環境を与えられ、人間を100パーセント信頼して生きています。だからこそ彼らは攻撃的行動に出たり、むやみに声をあげる必要はないのです。彼らは抑制されることにより声をあげないのではなく、人間を信頼しているからこそ声をあげないのです。」
<全日本盲導犬使用者の会http://guidedog-jp.net/ より>
 
 私は問題になっている報道を聞いていないので、どのような形で報道されたのかは定かでは無いのですが、気になるのはその情報を受け取る側の姿勢も大事だということです。
 今の時代、あらゆる情報が飛び交っています。情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力…いわゆるメディアリテラシーが必要だとつくづく感じました。
<H・K 写真は盲導犬の普及啓発活動をしているPR犬>