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言葉の本来の意味と使い方どこまで理解していますか

2014年11月11日

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朝日新聞の天声人語2014年10月10日は「言葉の使い方は時代の流れとともに変わり、時には正反対の意味にもなる。」という記事があり、たとえとして「煮詰まる」「世間ずれ」があげられていた。
煮詰まる→○議論などが出尽くし、結論が出る状態になること
          ×議論やアイデアが行き詰まり結論が出せない状態になる
交渉が煮詰まるとは、本来は合意目前の状態を示したが、いまは決裂寸前の状態を指すこともある。

世間ずれ→○世間をわたってずるがしこくなる
           ×世の中の考えからはずれている

文化庁が公表した「平成25年度『国語に関する世論調査』結果によると「煮詰まる」の本来の意味を回答したのは、半数強で、4割は行き詰まると回答。とくに40代以下の多くがそう回答したらしい。もうひとつ「世間ずれ」は本来の意味で回答したのは36%。55%が「世の中からずれている」と回答した。
まったく逆の意味でつかわれているということになる。
三省堂国語辞典では誤用と明記しつつ「世間の動きとずれていること」と説明しているのだそう。言葉の変化につれ辞書も変わっていく。

ほかにも言葉の誤用は多数ある。

煮え湯を飲まされる→○信頼していた者から裏切られる
              ×敵からひどいめにあわされる
うがった見方をする→○物事の本質を捉えた見方をする
             ×疑ってかかるような見方をする
敷居が高い→○相手に不義理などをしてしまい、行きにくい
         ×上品すぎたり、高級すぎたりして、入りにくい
さわり→○話などの要点のこと
     ×話などの最初の部分のこと
姑息→○「一時しのぎ」という意味
     ×「ひきょうな」という意味
憮然→○失望してぼんやりとしている様子
     ×腹をたてている様子
破天荒→○誰もなしえなかったことをすること
      ×豪快で大胆なようす
割愛する→ ○惜しいと思うものを手放す
        ×不必要なものを切り捨てる

いくつ正解でしたか?私は当然だと思っていた意味が実は「えーちがうの?」というものが何個か・・・(数はご想像におまかせします)
さあ、周りを見渡して「それまちがってるで」と突っ込む準備をしておきましょう。(O.T)