下御霊神社の還幸祭

2015年05月25日

150525_tansin.jpg昨日、氏神さん(※下御霊神社[しもごりょうじんじゃ])の還幸祭がありました。
ところで京都の神輿を担ぐときの掛け声をご存知でしょうか?
「ワッショイ、ワッショイ」ではなく「ホイットー、ホイット」です。
神輿は、ときどき止まって、「シャリンシャリン」と音を立てて大きく何度も揺さぶられます。担ぎ手が両手を上にのばし、神輿を高く持ち上げる「差し上げ」も行われます。周囲の観客から、一層大きな拍手が起きる場面です。

担ぎ手のメンバーチェンジの手際の良さも見事です。重い神輿は、長時間、担ぐのは無理なので、揺さぶりを掛けている間でも、担ぐリズムを崩さないようにタイミングを計りながら、何度もメンバーチェンジをして行きます。新たに担ぐ人が、すでに担いでいる人の後ろに、ピッタリと体を合わせるように滑り込み、前の人は、押し出されるように外れて行きます。なかなか見応えのあるものです。
 
※下御霊神社
(京都観光情報 丸竹夷より抜粋http://www.marutake-ebisu.com/shrine/shimogryo-jinjya.html
冤罪を受けて幽閉されその後に服毒自殺を遂げた桓武天皇の皇子伊予親王と、その母藤原吉子をまつったのが最初で、その後にえん罪を受けた6人を祭神にしています。
上御霊神社とともに、平安時代初期に流行した疫病は無実の罪で亡くなった怨霊とし、それを鎮めるために創祀した御霊社で、創祀とともに疫病除けの信仰が始まり、京都の御霊信仰の中心となりました。
(2015年5月25日H・K)