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第29回近畿地区生協・行政合同会議

2017年8月30日(水)、シティプラザ大阪で、「安心してくらせる地域社会づくりをめざして」をテーマに開催。

 主催は、近畿地区生協府県連協議会。

大阪府生協連・中村夏美専務理事が司会を担当、近畿地区生協府県連協議会・木田克也代表(兵庫県生協連会長理事)、大阪府府民文化部・岡本圭司部長が、開会にあたってのあいさつをのべました。厚生労働省社会・援護局地域福祉課消費生活協同組合業務室生協検査官・登内晋司氏から、あいさつがありました。つづいて、日本生協連渉外広報本部・伊藤治郎部長から、全国の生協の事業・活動を通じた社会的取組みなどについて紹介がありました。

特別講演では、適格消費者団体・特定適格消費者団体NPO法人消費者支援機構関西(KC's)・片山登志子副理事長(弁護士)が、「消費者問題の現状と課題について考える~行政と生協への期待」について講演がありました。

各府県報告では、京都から京都高齢者生協くらしコープ・石澤春彦専務理事が、京都府が取り組む次世代下宿「京都ソリデール」事業の委託を受けて実施している「共住プロジェクト」と、「共同墓・平和の風」の取組みについて報告しました。

福井・滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫・京都の生協担当主幹部局、および各生協府県連の役職員ら45人が出席。

京都府生協連からは、畑忠男副会長理事、高取淳専務理事、酒向直之事務局長が出席しました。

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京都労働者福祉協議会社会貢献活動

170813_fukusima.jpg京都府生協連も会員となっている京都労働者福祉協議会は、社会的役割を果たす活動として、2017年8月19日(土)~21日(月)、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故により大きな被害を受けた宮城県、福島県への視察とボランティア活動を実施しました。

 一日目は、震災遺構として保存されている仙台市立荒浜小学校訪問の後、福島市内へ移動し、環境省と福島県が運営する環境再生プラザ、福島医療生協・わたり病院を訪問。

二日目は、JAふくしま未来でモモの箱詰め作業のボランティア活動を実施。

三日目は、飯館村、南相馬市、浪江町等の被災地を視察。18団体、31人が参加しました。

京都府生協連からは、酒向直之事務局長が参加しました。

2017年国際協同組合デー 第28回京都集会 開催

2017年8月2日(水)、キャンパスプラザ京都で「協同組合の役割とこんごの展望について」をテーマに開催され、160人が参加しました。国際協同組合デーは、毎年7月第1土曜日を、全世界の協同組合員が心をひとつにして、協同組合運動の発展を願い、平和とよりよい生活を築くために、運動の前進を誓い合う日として、1922年に制定されたもの。京都では毎年、京都府協同組合連絡協議会(構成/JA京都中央会・JF京都・京都府森林組合連合会・京都府生活協同組合連合会)の主催で、記念集会企画を実施しています。

昨年11月に「協同組合の思想と実践」」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。協同組合が「共通の利益と価値を通じてコミュニティづくりを行うことができる組織」と位置づけられ、雇用創出や高齢者支援、再生可能エネルギーなど、社会のさまざまな問題解決に取り組んでいることが評価されました。あらためて協同組合の役割とこんごの展望などについて考えあうことを目的に開催しました。

 北神圭朗衆議院議員(当時)とこくた恵二衆議院議員、井上さとし参議院議員、倉林明子参議院議員から祝辞をいただきました。

 京都府生活協同組合連合会・酒向直之事務局長が司会を担当。JA京都中央会・中川泰宏会長が「協同組合の存在意義を再確認し、農協、漁協、森林組合が一致団結し、生協とも力を合わせていくことが重要である」と、開会あいさつをしました。

 つづいて「協同組合の役割とこんごの展望について」と題して、龍谷大学農学部・石田正昭教授にご講演をいだきました。

石田教授は「協同組合と一般企業(株式会社)は土台が違う。一般企業の土台が資本なのに対して、協同組合の土台は組織、つまり人の結合(人と人のつながり)である。どれだけ「人と人のつながり」をつくれるか、またはつくる意思を持つかが重要。協同組合の思想と実践がユネスコの無形文化遺産に登録されたが、その評価は①信頼や自助といった民主主義に基づく協働を評価し、社会・文化・経済的発展に寄与している②さまざまな地域社会の問題に直接的に関与している③地球規模で協同組合の理念と実践を強化する。の3点がポイント。現在、多様な展開を見せている協同組合間協同があるが、この発展は生産者と消費者間の「安全・安心な食」の連携に見られる「産消提携タイプ」から、配送業務等の業務委託などの「業務提携タイプ」、店舗の共同運営等の「事業連携タイプ」そして地域課題を地域団体とともに解決する「地域連携タイプ」へと発展している。協同組合間協同の今後の可能性として新たに期待されるのが「組織連携タイプ」。例えば、一枚のカードで生協・農協間の相互利用を可能にするなど、お互いの事業メリットを作り出すことが重要。協同組合の原点は「教育に始まり、教育に終わる」といわれている。教育活動の意義は、「認知」「利用」「参加」「参画」へと発展していくこと。全国で新たな連帯が広がっている。京都の地でも連携の可能性を広げて欲しい。」と話されました。

参加者からは「バラバラにされた社会を一つにまとめていく協同組合の活動の価値を改めて確認できた」「協同組合の土台は組織にあり、人と人の結合が大事だと分かりました」など多くの感想がよせられました。

各協同組合からは「協同組合の担い手が語る」と題した活動報告がありました。

参加者からは「各協同組合の取組みの実態を知ることができて、とても興味深い内容だった」「それぞれの団体が意欲をもって取り組んで、課題に対応して活動されていることが分かりました」などの意見がありました。

さいごに、京都府漁業協同組合・西川順之輔代表理事組合長が「各協同組合はそれぞれの課題を抱え、とりまく環境は厳しさを増しています。協同組合として連携を図り、ともに発展していきましょう」と閉会のあいさつをのべました。

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京都府協同組合 第17回役職員体験・交流学校

【主 催】京都府協同組合連絡協議会(JA中央会・森連・JF京都・生協連)

【日 時】2017年9月13日(水)13:30~14日(木)13:00(予定)

【会 場】京都府漁業協同組合本所など

【テーマ】「京都の水産業について学ぶ」

京都労働者福祉協議会定期総会・京都府内社会貢献活動

5月25日(木)、ラボール京都(京都労働者総合会館)で開催されました。

京都労働者福祉協議会(京都労福協)は、「連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!」をスローガンに掲げ、行政や労働団体などの関係団体と連携し、勤労者福祉の向上などさまざまな活動を展開しています。提案された「2016年度活動報告・会計報告等」「2017年度活動方針・予算」等の議案すべてが承認されました。京都府生協連では高取淳専務理事を理事に派出しています。

6月24日(土)には、7月の海水浴シーズンを前に、舞鶴市三浜の竜宮浜において、海水浴場の流木やペットボトル、海藻などのごみ除去作業のボランティア活動を行いました。京都労福協会員の家族など140人が参加しました。

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全京都勤労者共済生協(全労済京都府本部)・京都労済創立60周年記念式典・レセプション

070619_60syuunenn.jpg6月19日(月)、京都ホテルオークラにおいて開催されました。全労済京都府本部・京都労済では、組合員の生活を守り、豊かな社会づくりのための共済事業をおこなっています。京都府生協連からは理事を派出しています。

記念講演では、二宮金次郎の七代目子孫の中桐万里子さんより、「つなごう、新しい明日へ~二宮金次郎から学ぶ豊かな社会づくり~」と題し、二宮金次郎の報徳の心は協同組合の考えにも通じているとお話されました。

京都食品産業協会定時総会

6月21日(水)、京都ホテルオークラで開催されました。

 (一社)京都府食品産業協会・山本隆英会長が開会あいさつをおこない、提案された第1号議案「平成28年度事業報告及び財務諸表類承認の件」第2号議案「平成28年度公益目的支出計画実施報告の件」第3号議案「役員改選の件」の議案すべてが承認されました。総会後に、(株)三越伊勢丹 食品・レストラン統括部・村山慎一担当部長による講演「22世紀に何を食べたいかを考える~三越伊勢丹流"地域価値の高め方"~」がありました。

 京都府生協連からは、畑忠男副会長理事がひきつづき、理事に選出されました。

2017年国際協同組合デー 第28回京都集会のご案内

【日 時】2017年8月2日(水)午後1時~午後4時(予定) ※開場 12時

【会 場】キャンパスプラザ京都 4階 第2講義室

【記念講演】「協同組合の役割と今後の展望について(仮題)」

【講 師】龍谷大学農学部・石田正昭教授(日本協同組合学会会長)

詳しくはこちらから

京都労働者福祉協議会60周年記念講演・祝賀会 開催

2017年2月23日(木)京都ホテルオークラにおいて、開催されました。

京都労働者福祉協議会(京都労福協)は、行政や労働団体などの関係団体と連携し、勤労者福祉の向上などさまざまな活動を展開しています。京都府生協連からは理事を派出しています。

記念講演では、与謝野町・山添藤真町長より、「与謝野町の挑戦」をテーマに、新しい価値を生むまちづくりの取組みについて講演がありました。祝賀会では、京都労福協・橋元信一会長の挨拶の後、京都府・山下晃正副知事、京都市・藤田裕之副市長、中央労福協・栗岡勝也事務局次長より祝辞がありました。

第4回近畿労働金庫と近畿地区生協府県連との合同会議 開催

161226_roukin.jpg2016年12月26日(月)、近畿ろうきん肥後橋ビルで開催され、近畿労働金庫から21人、生協から近畿6府県の生協連役職員12人が参加しました。

 近畿労働金庫・山下博司理事長が開会あいさつ。同・中川勝文営業推進部次長より、近畿ろうきん事業概況の紹介の後、全国労金協会・営業企画部・赤堀敏洋次長、近畿労金・営業推進部・中川勝文次長、近畿労金・地域共生推進室・浦田和久室長から「生協・ろうきんの相互連携」の全体状況の報告がありました。NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク・渥美公秀理事長(大阪大学大学院人間科学研究科教授)より、「緊急災害に備える協同の力」について講演があり、質疑応答しました。

 各生協府県連からは、各地の生協概況や、近畿ろうきんとの連携した活動について報告しました。