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京都発!食とみどりのサイエンスNOW

160220_science.jpg2016年2月20日(土)、京都府立植物園・植物園会館で開催されました。
主催は京都府農林水産技術センターで、今年で7回目の開催。京都府生協連などが後援しました。
京都府農林水産技術センター・北山重敏センター長が開会のあいさつ。同センター畜産センター研究・支援部・佐々木敬之研究員が「京都のお米が育てた卵とお肉を食卓へ~飼料用米の地産地消の取組~」について、同センター生物資源センター応用研究部・木村重光研究員は「戦う、守る、育てる あなたの知らないミクロのチカラ~身近な微生物を生産現場で役立てる~」をテーマに報告されました。京都府の農村景観を次の世代に残すため、府内で生産されたお米で家畜を育てる取組みについて、京都生協の「さくらこめたまご」が紹介されました。消費者調査で、農村景観を守り、環境保全をおこなう「こめ育ちの畜産物」への関心が高いことがわかり、次は牛への給餌で「京のこめ育ち牛(仮称)」として生産する体制が整ったことが紹介されました。微生物の報告では、身近にいる微生物の力を農業の生産現場で役立てるための研究が報告されました。植物病原菌と戦う乳酸菌を世界で初めて農業の生産現場で使える形にした取組みなどが報告されました。