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第5回 京都の生協活動を豊かに発展させる協議会(KSK)開催

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京都生協 教育採用担当 鈴木佐千子さん                   大学生協京都事業連合 
                                           役員室キャリア支援グループリーダー
                                            疋田利政さん  
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くらしと協同の研究所 客員研究員久保建夫さん

 7月10日(火)せいきょう会館で開催しました。役職員あわせて31人が参加しました。
第5回となる今回の協議会のテーマは「協同組合で働くこと~職員教育の課題と実践」。京都府生協連・横山治生専務理事がコーディネーターを務めました。
国際協同組合年である今年、協同組合の発展に重要な役割を果たす職員の教育について、会員生協のところではどのような取組みが実践されているのか。組合員への接遇、キャリアアップ支援、ワークライフバランス、自己育成などについての実践と課題について京都生協と大学生協京都事業連合からの報告と参加者による意見交流をおこないました。 京都生協・鈴木佐千子教育採用担当からは、組合員のくらしの願いに応える「買い場」づくりを実現するために2010年から店舗においてスタートした「数値を動かす楽しさ自己発見塾」(*)の取組みについての実践報告がされました。
*自己発見塾の3つの意図…①自己の豊かな生活実感を仕事に生かし組合員のくらしの願いに応える「買い場」をつくり、お店の「数値を動かす楽しさ」を自ら発見する場、②自らの仕事のあり方を自ら考えて皆で実践し、さらに学びあうという「学びの場」をつくり、生協のお店で働く意味や「やりがい」「価値」を見出す場。③職員みんなのチームワークを築き明るく元気になれる場。
大学生協京都事業連合・疋田利政役員室キャリア支援グループリーダーからは、人材育成制度を整備する背景と理由、生協職員の状態、大学生協のおかれている現状を打開するために職員に求められる力などをふまえての「教育制度の基本的な考え方」「キャリアアップ支援制度」などについての報告がされました。
2つの報告のあと、くらしと協同の研究所・久保建夫客員研究員からは、生協総研と生協労連が実施した調査データの紹介と2つの報告へのコメントがありました。 
 参加者からは「現場の店長のうけとめはどうか」「グループワークをすすめるうえで具体的に工夫されたことは何か」「以前の手書きPOPとの違いは何か」「お店全体の数値変化はあったのか」「ジョブローテーションは本人意思が反映されるのか」などの質問や「生協職員の専門性とは何かあらためて考えるきっかけになった」などの意見も出され、意見交換することができました。