「京都の生協」No.101 2020年4月発行 今号の目次

  京都府生協連 第33回 「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」

~組織と事業のイノベーションによる協同組合のあらたな価値の発見・創造の場として~
【テーマ】 豪雨や台風の災害対応から学ぶ

1月21日(火)、コープ御所南ビル会議室で開催し、役職員25人が参加しました。

上掛利博会長理事が開会のあいさつをおこない、コーディネーターは九鬼隆一事務局長がつとめました。

「広島の生協の取組み」と題して広島県生協連・高田公喜代表理事専務より、2018年の7月に発災した西日本豪雨災害への支援活動を中心に報告がありました。つづいて「この間の活動報告」として京都府災害ボランティアセンター・篠村崇事務局長より2019年10月に発災した台風19号災害の福島県への支援を中心に報告がありました。京都府災害ボランティアセンターの余田正典代表、日比明子事務局担当も同席されました、それぞれに質疑応答の後、意見交換をおこないました。

参加者からは「今回の報告で広島の災害と生協の果たした役割を理解することができました。また、京都府災害ボランティアセンターについては、組織・構成から丁寧に説明していただけたので取組みについて理解できました」「高田専務の地域から生協をみることが大事という言葉が印象的でした。BCPだけでなく、これからの生協活動を考える視点としてもつように意識したいと思います」「災害にかんしての行政と市民団体の連携が重要だと思いました」「助け合いの土壌を日頃から作っておくことの重要性を改めて確認できた。これからの業務に活かしたい」「理念や想いだけではなく、アクションが大切であること。そのための具体的提案をいかにするか、ボランティアへの心遣い(生協ナース・柱を傷つけないようにする等)が大切だと思いました。1人のボランティアには限りがあり、学習が大事」「ニュースやインターネットで見ている写真もこうして学習してお話を聞くと心に感じるもの、自分に何ができるか、何かしたい!という気持ち・・感じ方が本当に違うものです。自分ができる行動、人に伝えること、募金等、まだまだ何もできていない、していないことに気づきました」などの感想がよせられました。


京都府生協連・
九鬼隆一事務局長

広島県生協連・
高田公喜代表理事専務

京都府災害ボランティア
センター・篠原崇事務局長

(左から)京都府災害ボランティアセンター・
余田正典代表、日比明子事務局