「京都の生協」No.104 2021年8月発行 今号の目次

  きょうと食の安心・安全フォーラム

2月1日(月)、オンラインで「信頼が支える京の食」をテーマに開催されました。

主催はきょうと食の安心・安全フォーラム実行委員会[京都府、(一社)京都府食品産業協会、京都鶏卵・鶏肉安全推進協議会、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連]。

食の安心・安全に関する京都府などの取組みを紹介するとともに、食品関連事業者と消費者との交流を図り、信頼づくりを推進することを目的に開催され、今回で14回目となり、府民65人が参加しました。(一社)京都府食品産業協会・山本隆英会長が開会あいさつ。京都府からは「京都府における食の安心・安全の取組み」「HACCPの制度化について」の報告がありました。

食品関連業者による安心・安全の取組みの報告をうけ、意見交換がおこなわれました。

参加者からは「京都府のHACCP制度化について、今日のお話で理解がすすみましたが、まだ、消費者の理解は広まっていない現状もあるかと思います。知れば安心することですので、今後もさまざまな広報の工夫をよろしくお願いいたします。生産者の方からお聞きした貴重なお話も、多くの消費者に商品を届けていただいていることに感謝の思いでいっぱいですし、安心と理解が深まりました」などの感想がありました。

京都府生協連・川村幸子理事が閉会のあいさつをおこないました。


京都府生協連・川村幸子理事
(京都生協 副理事長)

  農林水産省近畿農政局と近畿地区生協府県連との意見交換会開催

2月24日(水)、コープ御所南ビル4階会議室と、オンラインを併用して開催しました。今年で22回目となります。

近畿農政局から大坪正人局長はじめ3人の方が、生協から、近畿地区5府県の生協連、日本生協連関西地連の役職員20人が参加。

開会にあたり、近畿農政局・大坪正人局長と、近畿地区生協府県連を代表して、京都府生協連の西島秀向会長理事があいさつをのべました。

近畿農政局・大坪正人局長から「食料・農業・農村を取り巻く情勢等について」、同・消費・安全部・齋藤敏明部長から「食生活の現状と食育の推進について」情報提供があり、意見交換をおこないました。

生協からは「生産する消費者として消費財と持続可能な産地をつくる~地域チャレンジを通して~」生協エスコープ大阪・北辻美樹理事長、「『魚のゆりかご水田米』の取組みと県内JAとの連携について」コープしが・松田太理事長スタッフチームリーダー、「新型コロナによる農産・地産地消売り場への影響」、京都生協・廣池孝之地産地消推進担当チーフからそれぞれ報告があり、交流しました。



近畿農政局・
大坪正人局長