「京都の生協」No.104 2021年8月発行 今号の目次

  京都府生協連 第36回 「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」

~組織と事業のイノベーションによる協同組合のあらたな価値の発見・創造の場として~
【テーマ】 日本の生協の2030年ビジョンについて~新たな挑戦の10年へ~

1月19日(火)、オンラインで開催し、役職員など34人が参加しました。
西島秀向会長理事が開会のあいさつをおこない、九鬼隆一事務局長がコーディネーターをつとめました。

日本生協連・藤井喜継専務理事より、「日本の生協の2030年ビジョン つながる力で未来をつくる―CO・OP2030―」について、動画を視聴したあと、ビジョンづくりの背景にあったものや、2020年ビジョンとの違い、込めた想いなどの報告がありました。コロナ禍での2030年ビジョンについても言及されました。

会員生協からは、京都生協・林田久宗政策企画系統統括マネジャー(当時)より「京都生協の2030年ビジョンについて」、京都大学生協・國見伸行専務理事より「京大生協の灯を消さないために~京大生協の経営状況と今後にむけて~」について、報告がありました。質疑応答の後、意見交換をおこないました。

参加者からは「日本生協連、会員生協の2030ビジョンとコロナ禍への対応を具体的に聞くことができて良かった。大学生協の現状も分かり、今後も厳しい状況が予想される中、協同の力で助け合える仕組みづくりがまずは必要だと感じました」「藤井専務理事のお話しを聞いて、デジタルの活用でもっと使いやすい生協になるのが楽しみでもありますが、このコロナ禍で一気に進むデジタル化に、ついていけるか不安にもなりました。大学生協のお話しでは、知らなかった現状を教えていただき、とても勉強になりました」「組合員のライフスタイルの変化への対応の重要性を感じました」などの感想がよせられました。


日本生協連・
藤井喜継専務理事