「京都の生協」No.105 2022年1月発行 今号の目次

  2021年度京都消費者問題セミナー 開催

2021年11月27日(土)、オンラインで開催され、116人が参加しました。
消費者被害の事例と対策について広く啓発し、適格消費者団体の認知をはかることを目的に毎年開催しており、昨年度はコロナ禍により中止となったので、今年は14回目。京都府くらしの安心・安全月間事業として実施。主催は、京都府、NPO法人コンシューマーズ京都、適格消費者団体NPO法人京都消費者契約ネットワーク(KCCN)、適格消費者団体特定適格消費者団体NPO法人消費者支援機構関西(KC‘s)、京都生協、京都府生協連で、京都市の後援事業。

テーマは「成年年齢引き下げで18歳から狙われる!どうする見守る大人たち」。京都産業大学法学部・坂東俊矢教授(弁護士・KC‘s常任理事)より「成年年齢が引き下げられると……法律の役割と社会の覚悟」と題して講演がありました。成年年齢引き下げで若年層に増加が予想される消費者被害を防止するために、教育現場での消費者教育はもちろん、社会全体で体制づくりが必要であると話されました。

つづいて大学生協事業連合・疋田利政氏が、大学生協の学生委員が京都府と協力して、消費者教育の出前講座の実施などの活動をしている、消費者教育タスクチーム・京都府くらしのヤングリーダーについて報告をされました。つぎに消費者支援機構関西・元山鉄朗事務局長と、京都消費者契約ネットワーク・増田朋記事務局長(弁護士)から、活動紹介がありました。参加者からは「社会全体で考えていかなければならないことがわかった」「大学生の啓発活動にエールを送りたい」などの感想が寄せられました。


  京都府「エシカルイベント」に参加

2021年10月10日(日)、京都府・京都市・京都エシカル消費推進ネットワーク主催で「エシカルイベント」が、イオンモールKYOTOで開催されました。京都府生協連は京都エシカル消費推進ネットワークの会員として参加しました。「マイエシカルをみつけよう!」をテーマに、エシカル消費の考え方を、府民の方に広く紹介・普及することが目的。参加団体の活動展示やクイズ企画、ゲームなどで子どもたちも楽しくエシカル消費を学びました。京都府生協連では、日本生協連などの多様なエシカルの取組みについて展示、活動紹介しました。


エシカルイベントに出展

  2021年度京都府食の安心・安全意見交換会

2021年9月16日(木)、オンラインで第2回が開催されました。
京都府農林水産部農政課・渡邊昌英参事から開会あいさつがあり、「キノコ中毒に関する森林技術センターの取組み」「水産物の安心・安全」について報告があり、意見交換しました。NPO法人京都府消費生活有資格者の会、新日本婦人の会京都府本部、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連から9人が参加しました。

2021年10月14日(木)、第3回がオンラインで開催されました。
京都府では、京都府食の安心・安全推進条例の規定により、食の安心・安全の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための行動計画を3年ごとに定めており、次期の行動計画についての意見交換会がありました。NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連から7人が参加しました。


  京都府食の安心・安全推進条例にもとづく「京都府食の安心・安全行動計画」骨子(案)についての意見

2021年10月29日(金)、京都府食の安心・安全推進条例にもとづく「京都府食の安心・安全行動計画」骨子(案)についての意見を提出しました。意見書は、京都府生協連ホームページ「資料集・政策提言」欄に記載しています。