「京都の生協」No.106 2022年8月発行 今号の目次

  第41回 京都府生協連 「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」(略称:KSK)

~組織と事業のイノベーションによる協同組合のあらたな価値の発見・創造の場として~
【テーマ】 ~2022年度会員生協活動方針の交流~

4月12日(火)、オンラインとコープ御所南会議室で開催し、役職員27人が参加しました。
西島秀向会長理事が開会のあいさつをおこない、高取淳専務理事がコーディネーターをつとめました。
今回は各分野の会員生協から次年度方針の重点課題や新たな取組み等の報告を受け、交流することを目的に開催しました。

会員生協からの報告は、京都生協・髙倉通孝専務理事、生協コープ自然派京都・筆口智子理事、乙訓医療生協・上西良太専務理事、全京都勤労者共済生協・蛭田美幸専務理事、立命館生協・風折昌樹常務理事、京都大学生協・國見伸行専務理事。資料提供いただいた龍谷大学生協・谷口一宏専務理事、生協生活クラブ京都エル・コープ・木下美紀子常任理事からも、それぞれ報告がありました。

参加者からは「勤労者共済生協の社会的な取組みや、医療生協の実態を知ることで、発見や連携の大切さがわかった」「3つの地域生協のやりとりでは、食や農業の課題のとらえ方にそれぞれ特徴があるのがわかった」などの感想が出されました。 (役職肩書は開催当時)


生協コープ自然派京都・筆口智子理事

立命館生協・風折昌樹常務理事

さまざまな生協から報告がありました
  学習会「プラスチック資源循環促進法と京都府プラごみ削減実行計画」開催

2月24日(火)、オンラインで開催し、会員生協役職員など、18人が参加しました。
2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行され、製品の設計からプラスチック廃棄物の処理までに関わるプラスチック資源循環等の取組みを促進することになりました。

学習会は、京都府より法律の概要と京都府のプラスチックごみ削減実行計画、会員生協等から取組みについての報告をいただき、法律への理解と今後の活動に活かすことを目的に開催しました。

京都府生協連・西島秀向会長理事の開会あいさつがあり、「プラスチック資源循環促進法と京都府プラごみ削減実行計画」をテーマに、京都府府民環境部循環型社会推進課・東川拓司副主査が法律の概要と京都府の計画について報告。つぎに、「京都生協のプラスチック問題に関する考え方と今後の取組み」をテーマに、京都生協組織運営部両丹ブロック・道下保夫ブロック長補佐から報告があり、つづいて「今日からはじめるプラスチックごみを減らすくらし」をテーマに、NPO法人コンシューマーズ京都・有地淑羽副理事長から活動報告があり、全体で意見交換しました。

参加者からは「事業者や行政、消費者がそれぞれの役割を果たすことが大切であることが理解できました」「現状とこれからの取組みがよく分かる内容でした。国の規制ではなく、自主的な取組みで社会全体を動かしていくという言葉が印象的でした」などの感想がありました。



京都府府民環境部・東川拓司副主査