「京都の生協」No.107 2023年1月発行 今号の目次

  京都府総合防災訓練

2022年9月4日(日)、精華町立東光小学校グラウンドを主会場に開催されました。
直下型地震並びに近年の集中豪雨等による水害の複合災害を想定して訓練をおこなうことで、府民の防災意識の高揚を図り、被害の減少につなげる事が目的。

京都府生協連は、京都府との間で締結している「災害時における応急対策物資供給等に関する協定書(1997年締結)」にもとづき、JA京都グループとともに、物資の輸送・配布訓練に参加しました。
訓練では、地震発生を受けて、京都生協山城支部で、高取淳専務理事を本部長に災害対策本部を立ち上げ、京都府から要請のあった救援物資などの資材を配送トラックに積み込み、訓練会場にむかいました。

生協から役職員9人、JAグループから6人がボランティアとして参加しました。
2022年度は、常温でも長期保存が可能で、災害時に重宝される、日本生協連のロングライフ牛乳「CO・OP 霧島のおいしい牛乳200㎖」も配布しました。



救援物資を輸送

救援物資を参加者に渡しました

JA京都グループと協力して荷下ろし


京都府・西脇隆俊知事(中央)を囲んで

  MCA無線(防災無線)訓練を実施

2022年8月19日(金)と11月15日(火)に、震度6強の地震が発生したものと想定して、日本生協連関西地連(大阪)と京都府生協連と会員生協間(京都生協)との間で実施しました。
発災時に非常用通信機器として設置しているMCA無線が正常に稼働できるか(送受信の電波状態・機器の不具合など)について検証しました。


  コープ御所南ビルで防災訓練

2022年9月15日(木)、午前7時45分より、コープ御所南ビルに入っているテナント、京都生協、くらしと協同の研究所、京都府生協連ら17人が訓練に参加しました。 コープ御所南ビルで火災が発生したという想定で、避難方法の確認と消火器訓練をおこないました。


  令和4年度関西広域応援訓練実動訓練(ワークショップ)

2022年10月20日(木)、ワークショップ及び実動訓練を通じて「緊急物資円滑供給システム」及び「0次物資拠点運用マニュアル」による物資の広域調整・輸送に関する理解を深め、基幹的物資拠点(0次物資拠点)の開設から運営までの対応手順の確認や物流事業者の専門知識やノウハウを習得することで、災害対処力向上と関係機関の連携強化を図ることを目的に開催されました。

当日は、南海トラフ地震により和歌山県、徳島県を中心に関西圏域に被害が発生したとの想定のもと、徳島県の1次物資拠点が使用不能となり、0次拠点を兵庫県に設置。国のプッシュ型支援や応援府県市、物資供給協議会民間事業者等から物資を受領し、搬出する訓練が実施されました。

京都府生協連から、九鬼隆一事務局長がワークショップに参加しました。