「京都の生協」No.108 2023年4月発行 今号の目次

  きょうと食の安心・安全フォーラム
~「信頼で彩る京の食」をテーマに開催

2023年2月7日(火)、京都経済センターとオンラインで開催されました。主催は、きょうと食の安心・安全フォーラム実行委員会(京都府、[一社]京都府食品産業協会、NPO法人コンシューマーズ京都、京都鶏卵・鶏肉安全推進協議会、京都府生協連)。 行政、事業者、消費者が連携して、府民の食の安心・安全の確保に向けて貢献している事を府民に周知することを目的に開催し、今回は16回目。96人が参加しました。

(一社)京都府食品産業協会・山本隆英会長が開会あいさつ。京都府農林水産部農政課・渡邊昌英参事が「京都府における食の安心・安全の取組み」について報告しました。つぎに、菓子製造・販売の株式会社たにぐち・谷口容造取締役会長と、同・谷口晴弥代表取締役から「株式会社たにぐち」の食の安心・安全対策と未来への取組みについて報告。つづいて、「農場HACCPに取り組んでもうすぐ3年~安全・安心な卵を生産するための三和農場での取組み」をテーマに、京都鶏卵・鶏肉安全推進協議会・地脇準一常務理事より報告のあと、意見交換をしました。

参加者からは「事業者の方の、消費者によりよい商品を届けたいという気持ちが伝わってきた。今は物価高騰や鳥インフルエンザなど、厳しい状況だが、事業者と行政、消費者との情報共有の場は、意義があると思う」などの感想がありました。

京都府生協連・川村幸子理事が閉会のあいさつをおこないました。



京都府生協連・川村幸子理事


  親子オンライン食育企画 地場野菜生産者との交流&親子ミニクッキング 開催

2023年2月18日(土)、オンラインで、地場野菜生産者との交流や親子クッキングを通じて、食に対する関心を深めることを目的に開催しました。主催は京都生協・京都府生協連。共催は京都府協同組合連絡協議会。親子32組、89人が参加。京野菜生産者の西村農園・西村九三男さん、奈津子さんご夫妻の紹介後に、農場等の紹介動画を視聴。事前に自宅までお届けした野菜(キャベツ、京むらさき大根)を使用してオンラインから流れる画像を見ながら、キャベツの蒸し焼き等のミニクッキングをおこないました。つづいて、西村農園への質問や今回の企画内容について交流しました。参加者から「キャベツの芯はいつも捨てていましたが、今日食べて甘くて美味しいとわかりました。大根も子どもがパクパク食べていたのでびっくりしました」「子どもたちが丸ごと大きなキャベツや京むらさき大根を見たのも切ったのも初めてだったのでワクワクしていました。最初は、切ることを怖がっていましたが、きれいに切れると喜んでいました。味も甘く、美味しくてたくさん食べました。西村さんの畑のようすや成長の過程も勉強になりました」等の感想がありました。京都府生協連・川村幸子理事が閉会のあいさつをおこないました。


自宅に届いたキャベツを持ち上げ、記念撮影

  2022年度京都府食の安心・安全意見交換会

2022年12月13日(火)、第3回の意見交換会がオンラインで開催されました。 「高病原性鳥インフルエンザの発生と府民等への正しい知識の普及・啓発」と、「京都府みどりの食料システム基本計画(仮称)の策定」についてそれぞれ説明があり、意見交換しました。NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連から6人が参加しました。

2023年2月17日(金)には、第4回がオンラインで開催されました。

「令和5年度京都府食品衛生監視指導計画」について報告があり、意見交換のあと、「京都府みどりの食料システム基本計画(中間案)」について、情報提供がありました。NPO法人京都消費生活有資格者の会、新日本婦人の会京都府本部、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府生協連から9人が参加しました。