「京都の生協」No.109 2023年8月発行 今号の目次

  2023年国際協同組合デー第33回京都集会開催

「協同組合間連携をどうすすめるか」をテーマに開催

2023年7月5日(水)、京都JAビルで開催され、JA、JF、森林組合、生協から会場40人、オンライン62人の計102人が参加しました。
国際協同組合デーは毎年7月第1土曜日を全世界の協同組合員が心をひとつにして協同組合の発展を願い、平和とよりよい生活を築くために、運動の前進を誓い合う日として、1922年に制定されました。
京都では毎年、京都府協同組合連絡協議会(JA京都中央会・京都府森林組合連合会・JF京都・京都府生活協同組合連合会)の主催で記念集会を実施しています。
今回のテーマは「協同組合間連携をどうすすめるか」。
北神圭朗衆議院議員から祝辞をいただきました。司会は京都府漁業協同組合組織部・千賀隼人次長が担当し、JA京都中央会・中川泰宏会長より開会あいさつがありました。
「協同組合間連携をどうすすめるか」と題して、一般社団法人・日本協同組合連携機構 (JCA)・小林元主席研究員基礎研究部長にご講演をいただきました。
参加者からは、「つながりから新しい事ができる可能性がたくさんあるという事が理解できた」「協同組合というものがどういうものであるか、また、どうあるべきなのか、改めて考える機会となる講演でした」「いろんな連携がある事に心強さと希望を感じました」など多くの感想がよせられました。
各協同組合からは「協同組合の担い手が語る」と題した活動報告がありました。
参加者からは「日頃なじみのない、さまざまな分野の協同組合の活動を知ることができて、とても興味深く、毎年楽しみにしています」「違う協同組合が一堂に会して活動報告をする。お互いを知る上で大変重要な機会だと思いました」などの感想がよせられました。 閉会にあたり、京都府森林組合連合会・青合幹夫代表理事会長が「協同組合を取り巻く環境は大変厳しいが、協同組合間連携でさらなる発展をめざしましょう」とあいさつされました。


JA京都中央会・
中川泰宏会長が開会あいさつ

閉会あいさつをする
京都府森林組合連合会・
青合幹夫代表理事会長


(左から)JA京都中央会・中川泰宏会長、JF京都・西川準之輔代表理事組合長、
京都府生協連・ 西島秀向 会長理事、京都府森林組合連合会・青合幹夫代表理事会長


《記念講演》 「協同組合間連携をどうすすめるか」
一般社団法人・日本協同組合連携機構(JCA)
主席研究員基礎研究部長 小林 元 こばやし はじめ

 協同組合の担い手が語る


「輪 ~人と人とのつながりを大切に~」
JA京都にのくに 上林支店支店長
増山 佳苗 ますやま かなえ

「定置網漁業の持続的な経営を目指して」
有限会社新井崎水産
石倉 寛一 いしくら ひろかず

「森林組合の取り組みについて」
亀岡市森林組合
伊藤 嶺志 いとう みねゆき

「親子オンライン食育企画地場野菜生産者との交流&親子ミニクッキング」
京都生協東ブロック事務局ブロック長補佐
榎本 真弓 えのもと まゆみ