「京都の生協」No.110 2024年1月発行 今号の目次

  コンシューマーズ京都NPO法人化20周年記念 

秋の京都消費者大会 後援

 2023年9月23日(土)、京都経済センターで開催されました。
 会場とオンラインのハイブリッド開催で、主催はNPO法人コンシューマーズ京都。京都府生協連が後援し、51人が参加しました。
 テーマは「プラスチックリサイクルの現状を知ろう!」
 京都大学環境安全保健機構環境管理部門・矢野順也氏より、「いま、プラ抑制を考える」と題して基調講演がありました。日本のプラスチック廃棄物に係わる現状と対策や、世界のプラスチック廃棄物のリサイクルの現状、プラスチック製造過程での温室効果ガス発生の影響などについてお話いただきました。
 次に、「プラスチックリサイクルの現状と課題」をテーマに、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会・清水健太郎氏が、プラごみ回収における異物混入の現状や、複合プラスチック仕様が多い日本の包材の課題について紹介されました。つづいて、NPO法人コンシューマーズ京都・有地淑羽副理事長からは「国へのプラスチック資源関連の法改正要望」について報告がありました。
 意見交流では、「考えてみよう!プラスチックを減らすくらし」をテーマに、矢野順也氏、清水健太郎氏、京都市資源循環推進課・桑江利彦氏、有地淑羽氏がパネラーとなり、普段のくらしの中で取り組めることや気をつけることについて意見交流しました。



京都大学・矢野順也氏
 

(左から)有地淑羽氏、桑江利彦氏、矢野順也氏、
清水健太郎氏(スクリーン)

  第22回京都府協同組合 役職員体験・交流学校

 2023年9月7日(木)から8日(金)、一泊二日で綾部にあるJA京都にのくに本店を主会場に開催され、21人が参加しました。
 主催は京都府協同組合連絡協議会。
 京都府の協同組合(農協、漁協、森林組合、生協)で働く役職員の教育と育成を目的とし、連携や課題を学び、認識を深めあう機会として毎年開催しています。
 今回はJA京都中央会が企画を担当し、「京都の農産物の生産・流通を学ぶ」をテーマに開催しました。
 はじめに、JA京都にのくにの事業、万願寺甘とう部会協議会の取り組みを学び、その後(株)アグリサポート夢に移動し、万願寺甘とうの圃場見学・収穫体験をしました。
 翌日は彩菜館綾部店見学の後、日本協同組合連携機構(JCA)・佐藤憲司連携推進マネジャーを講師に招き、日本協同組合連携機構の取組みについて講演をいただいた後、3つのグループに分かれて協同組合間連携について考えるグループワークをおこないました。
 参加者からは「京のブランド産品万願寺甘とうに誇りを持って生産するために、栽培管理チェック表や種子の門外不出を徹底している部分にこだわりを感じた」「各協同組合でおこなっている仕事は全く別物でありますが、自らの商品に対する熱量はどこも変わらないのだと実感できました」「1つの組織ではできないことも、協同の力で乗り越えられると信じて、今後も連携出来たら良いなと思います」などの感想が寄せられました。


万願寺甘とうの収穫体験

収穫した万願寺甘とうを手に記念写真

JCA・佐藤憲司連携推進マネジャー

グループワーク

  京都の生協 理事長懇談会

 2023年9月5日(火)、会員生協の活動について学び、交流することや生協を巡る時々の話題・課題について学び、自生協の今後の事業や活動、運営に活かすことを目的にコープ御所南ビル会議室で開催しました。
 大阪健康福祉短期大学福祉実践研究センター・川口啓子センター長(大阪よどがわ市民生協・副理事長)より、「なぜ『生協10の基本ケア』に取り組むのか―介護と社会の局面を変える 組合員と職員の共有財産―」をテーマに講演をいただきました。
 「介護職員の不足は深刻。職場での学びが重要」「介護に関する学習を広めることで、地域の介護力を高められるのではないかと思った」などの感想が出されました。
 その後、各会員生協から自生協の概要・活動について報告があり、意見交流をおこないました。最後に京都府生協連・畑忠男副会長理事が閉会のあいさつをおこないました。
 8会員生協から理事長・副理事長・専務理事など14人が出席しました。


大阪健康福祉短期大学福祉実践研究センター・
川口啓子センター長

  京都の生協活動功労者表彰式

功労者のみなさんと記念写真

 2023年10月31日(火)、レストラン「おおたや」で開催しました。京都府生協連の表彰制度にもとづき毎年おこなっているもので、表彰の対象となった方は、2022年8月1日から2023年7月31日までのあいだに退任した役員のうち、①役員在任期間が2期以上または2年以上あった方、②特別に功労があったと認められる方、です。
 2023年は各会員生協から11人が推薦され、表彰されました。
 表彰式に出席された功労者は4人で、西島秀向会長理事が表彰状を贈りました。
 表彰式には、該当する生協役員が同席しました。


  第34回近畿地区生協・行政合同会議 

 2023年8月23日(水)、からすま京都ホテルで開催されました。主催は近畿地区生協府県連協議会。福井・滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫・京都の生協担当主幹部局、および各生協府県連の役職員ら36人が出席しました。今回は京都府が当番県でした。
 テーマは、「つながる力で安心してくらし続けられる地域社会づくりをめざして」。
 京都府生協連・西島秀向会長理事が司会をつとめ、主催者を代表して、兵庫県生協連(近畿地区生協府県連協議会代表)・岩山利久会長理事及び、開催地行政より、京都府文化生活部・益田結花部長から、あいさつがありました。
 また、厚生労働省社会・援護局地域福祉課・消費生活協同組合業務室・谷内一夫室長補佐のあいさつでは、「生協には行政と連携・協同のもと、事業やさまざまな活動を通して、地域社会になくてはならない存在として発展してほしい」と期待をのべられました。
 つづけて日本生協連渉外広報本部・松本圭司本部長より、「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」について報告がありました。
 摂南大学農学部・北川太一教授より、「持続可能な地域社会づくりと協同組合の役割 〜協同の力で食、農、地域をつなぐ 〜」と題して、特別報告。若者(大学生)は協同組合をどうみているか、SDGs持続可能な開発目標を4つにまとめると見えてくること、今後協同組合が社会的役割を果たすためにレイドロ―報告から学ぶこと、結びに協同組合と行政・自治体との連携に向けて取り組むべき4つの課題についてお話しいただきました。
 特別報告の後、「若者が相談しやすい環境づくり 〜大学生協との協働 〜」京都府文化生活部消費生活安全センター、「滋賀県の中で地域共生社会づくりの取り組みについて」生協コープしが、「生活協同組合コープこうべの『地域つながるミーティング』取組み報告」兵庫県生協連、「消費者支援機構関西の取組み報告」適格消費者団体特定適格消費者団体NPO法人消費者支援機構関西(KCʻs)より報告があり、意見交換しました。



厚生労働省・谷内一夫室長補佐

京都府文化生活部・益田結花部長

摂南大学・北川太一教授