「京都の生協」No.44 2001年12月発行 | ![]() |
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橋本大二郎高知県知事を囲んで懇談 |
![]() 地方分権一括法のもとで、県の独自施策や県民参加型行政や男女共同参画の取り組み、食品の安全行政施策、森林を守るための目的税「水源かん養税」、消費者行政などについて、はばひろく質疑と意見交換がおこなわれました。 |
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第1回京都府協同組合 職員体験・交流学校開く
京都の協同組合のこと知ろう、学ぼう、夢をかたろう
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倉漁連課長からはオリエンテーション。漁業の体験研修としてシイラなどの魚の計量業務、出荷作業などをおこないました。 午後、京都府漁連代表理事会長の白須さんより開校のあいさつ。 研修会では京都府漁連総務部長野村知史さんを講師に「京都府の漁業と京都府漁連の業務と役割」と題して、京都の漁業の概要、漁連の概要や業務、事業所の役割などについて学びました。 午後は宮津市を会場に、京都府立海洋センター海洋調査部部長宗清正廣さんを講師に「現在の漁業が抱える問題と展望」と題してつくり育てる漁業、資源管理型漁業、現在の課題と展望について研修。 施設見学では、つくり育てる漁業に取り組んでいる京都府栽培漁業センターでマダイ種苗、ヒラメ種苗の生産状況、ワムシ等の培養状況を研修しました。 9月1日は午前4時に起床し、定置網操業(養老漁協)を体験しました。 漁場では、魚の出荷作業、選別作業などの体験研修をおこないました。 最後に、京都府生協連 尾松事務局長がまとめをおこない、参加者全員に「修了書」がわたされました。
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京野菜を知り食べよう | ||
京都生協とJAグループ京都は、11月10日、京都生協の5店舗で、新鮮な京野菜を供給する朝市を開いた。そのおいしさを知ってもらう試食と交流会が店舗の2階でおこなわれました。 この取り組みは京都府生産・消費連携推進協議会で協議し地産地消運動の一環として行われたもの。店舗には京野菜や地域の特産品が並べられ午前中には完売しました。 コープながおかではJA京都中央の生産者と職員が、水菜をはじめ「九条ねぎ」などの取れたての野菜やタケノコの加工品を販売。料理のアドバイスと、その横に設置した試食の場では、水菜と「九条ねぎ」のサラダを食べてもらい、レシピを渡しながら料理の話など、消費者と生産者の会話が弾んでいました。
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FAO(国際連合国際食糧農業機関)
「第21回世界食糧デー・シンポジウム」ひらかれる 「Fight Hunger to Reduce Poverty」
(飢えと貧しさからの解放)をテーマに |
![]() 基調講演が、「飢えと貧しさからの解放」をテーマに、FAO農業経済発展分析比較農業開発課長の坪田邦夫さんからおこなわれました。「討論と質疑」は、コーディネーターに西村博幸(京大名誉教授)、パネラーに、谷則男(全国農協青年組織協議会会長)、坪田邦夫(FAO農業経済発展分析比較農業開発課長)、松本作衛(理事長)、末川千穂子各氏によって報告と討論がおこなわれました。 JAの谷さんはFAOが呼びかけている「テレフード募金」の取り組みとフィリピンでの活動を紹介。 末川副会長は、京都生協がラオスの女性連合とともに、農業振興や女性の地位向上などに貢献している活動(京都生協のユニセフ運動)、また京都の農業、日本農業の振興や安全・安心できる食糧の確保の取り組みなどをすすめている様子を報告。討論の中で、「飢えのない世界」の実現をはかる上で「平和と社会的安定」の重要さ、女性の識字率の向上、自立とエンパワーメントの向上の必要性について提起しました。 |
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コープ京田辺が移転増床オープン |
京都生協は、店舗事業の建て直しの取り組みとして、コープ京田辺を再配置してオープン。新しい店舗は売場面積約280坪と、約4倍の広さをもつお店に生まれ変わりました。新しい試みとして、水産部門の対面供給と直営ベーカリーショップにチャレンジ。なかでも水産は、対面になって「調理を頼みやすい。鮮度がいい。お造りがおいしい」と評判。
「魚をさばくのが苦手な人もこれなら大丈夫。その場で刺身や切り身に造ってもらえます。かもめ直行便など産地直送の魚が並ぶ日がますます楽しみです。」と組合員の声。 組合員のくらしに役立つ、地域になくてはならないお店としての期待が高まっています。 |
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資源リサイクルの取り組みとして 生協の自動販売機にデポジット(預り金)制を導入 |
京都府ではごみの減量化やアルミ等の資源循環を進めるため、庁内の生協自動販売機で購入頂いた飲料の空き缶は、各場所に設置された専用回収機にて回収し、預り金『10円』をお返しする取り組みを進めている。アキ缶の回収率は、約88%に達している。 回収機は 1号館/1階・3号館/1階・福利厚生センター/1階などに置かれている。 |
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