
平田先生の往診(やましろ健康医療生協) |
やましろ健康医療生協は訪問看護ステーション、ホームヘルパーステーション「サポートゆう・ゆう・ゆう」を開設し、2000年度の事業では、あさくら診療所で居宅介護支援、居宅療養管理、通所リハビリをとりくみ、訪問看護ステーションでは居宅介護支援、訪問看護事業をおこなっている。これらの年間利用者は345人、利用回数は1697回、ケアープラン作成は244件になっている。ヘルパーステーションは、利用者495人、利用時間13716時間、ケアープラン作成167人に到達した。ケアープランは3事業所でそれぞれおこなわれ、現在、月平均80名のプランになっている。介護事業高は6910万円に到達している。
乙訓医療生協の年間事業は、通所リハビリが3846件、ヘルパー利用者5355人、訪問看護事業881件、ケアープラン作成は1527件になっている。これらの介護事業高は6288万円になっている。訪問介護事業は組合員の要望に応え、事業の確立をはかったことが成功への要因になっている。
京都共済生協は、福祉への貢献事業として、ヘルパー3級講座を年3回おこない、のべ9回開いてきている。今年は,より実践的な人材を養成しようと、2級講座を開講した。

地域の配食・会食活動も広がっている |
京都生協の福祉事業は訪問介護事業の利用人数では、年間、介護保険1168人、オリジナル260人で計1428人、利用時間は介護保険とオリジナルをあわせて、20628時間になっている。事業高は訪問介護、居宅介護支援事業、要請講座をあわせ6092万円に到達した。2001年度は昨年にくらべ利用人数および時間は、月毎ほぼ2倍の伸びとなってきている。
この成長の要因は日々の商品事業のつみあげ、地域でのくらしの助け合い活動への信頼の力によるものといえる。人材養成のための2級ヘルパー講座は8回目を迎え、修了者のうち220名が、ホームヘルパーへの活動登録をおこない138名が活動(事業)に参加してきている。また通常の事業の中でおこなってきた、個人宅への商品配達事業(高齢者宅へは割引サービス)、介護用品の店(ウエル衣笠)での福祉用品の相談や購入、レンタルなどへの利用も高まっている。
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