「京都の生協」No.46 2002年8月発行 この号の目次・表紙

「食の安全」をすすめる学習と 国会議員・各党要請のつどい開く

 6月8日、京都テルサにて、京都府生協連の主催による「食の安全」をすすめる学習と国会議員・各党要請のつどいが150名の参加で開かれました。食品安全にかんする新法・新組織が設置される動きが急速につよまっている情勢のもとで、消費者の声をしっかり国政に反映させていこうという趣旨で開催されたものです。     

 JA京都中央会地域振興対策部課長・野々口康史氏、日生協関西地連・高木誠司氏が来賓参加、吉田智道京都府生協連会長理事が開会のあいさつをのべました。

 学習講演には、前全国消費者団体連絡会事務局長の日和佐信子さんが「新しい食品安全行政のあり方」と題して、BSE問題などをつうじての食品安全行政の現状をリアルに報告、こんごのあり方を提起しました。

 つづいて、尾松京都府生協連事務局長より、京都の生協の食品安全にかんする2年間の取り組みを報告、ご参加いただいた国会議員を紹介しました。

出席いただいた方は、

 ◇自由民主党衆議院議員  奥山 茂彦氏
 ◇民主党衆議院議員  山井 和則氏
 ◇日本共産党参議院議員  西山 とき子氏
 ◇公明党 (メッセージ参加・山名靖英氏)
 ◇自由党衆議院議員  中塚 一宏氏


自由党衆議院議員
中塚 一宏氏

日本共産党参議院議員
西山 とき子氏

民主党衆議院議員
山井 和則氏

自由民主党衆議院議員
奥山 茂彦氏

 参議院議員松井孝治氏、参議院議員福山哲郎氏からも、メッセージをいただきました。
 各議員からは、国会の動きと各党の方針を報告いただきました。報告にたいしては、会場から、現場の状況や怒り、表示問題などをふくめて発言があり、各議員からコメントをいただきました。

 つづいて、小峰府生協連専務より、「食品の安全を確保するための新行政組織と法律に関する要請」内容を説明し、各議員へ要請書を吉田府生協連会長、京都生協・門脇専務理事、金澤理事、高畑理事が手渡しました。また、七夕に願いを込め、組合員手書きによる「ねがいカード」が各議員にわたされました。
 最後に、大学生協京・滋・奈良地域センター沼沢副会長、京都生協高田理事より組合員の食の安全へのあつい願いがのべられ、国会での具体化を強く要望しました。
 参加者からは「講師(日和佐信子さん)の臨場感のある報告で出席者の関心にこたえるものとなった」「各党から、4名の国会議員の出席にくわえ、メッセージ参加があり、世論形成のうえでも広範なものとなった」などの感想がよせられました。


食品の安全を確保するための新行政組織と法律に関する京都の生協からの要請項目

  1. 新行政組織の独立性・透明性を確保し、他省庁への勧告権等を付与すること
  2. 「リスク評価」機能を新行政組織に集中し強化すること
  3. 関係行政機関が行うリスク管理への監視機能を付与すること
  4. リスクコミュニケーション機能を確立すること
  5. 各種表示制度を一元的・抜本的に見直すこと
  6. トレーサビリティのあり方について検討を早急に進めること
  7. 食品の安全性確保のための基本原則を確保した新法を制定すること 
  8. 食品衛生法の抜本改正を行うこと

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京都府生活協同組合連合会連合会