「京都の生協」No.48 2003年4月発行 この号の目次・表紙



マスコミ関係者と京都府生協連役職員との懇談会開催
 3月11日、平安会館で京都に本支局を置く新聞放送編集者と、京都府生協連役職員との懇談会が開催されました。
 開会にあたり、京都府生協連・吉田智道会長理事とNHK京都放送局・山本壮太局長からあいさつがありました。
 生協からは、「2002年度の特徴的な活動」として、(1)食の安全を求めるとりくみ(京都府生協連 小峰耕二専務理事)(2)組合員のくらしの要望と地域生協の課題(京都生協 小林智子理事長)(3)大学生のくらしの実態調査から(大学生協京都事業連合 酒井克彦専務理事)(4)医療生協の活動について(京都医療生協 田中弘専務理事)の報告がありました。
 つづいて地域生協の近畿地区7生協の事業連帯/個配/共同購入商品の量目・価格・班の状況/大学生協の学生新聞購読状況/構内でのコンビニ等の導入/京大桂キャンパスについて/医療生協の地域展開状況/組合員利用などについて、質問が出されました。
 最後に京都府生協連・小林智子副会長理事と、月曜会からは、KBS京都・ 報道局長からあいさつがあり、終了しました。

懇談会にご参加いただいたみなさん(順不同敬称略)
朝日新聞社京都支局 支局長 大西信治
NHK京都放送局 放送局長 山本壯太
NHK京都放送局

放送部長 西園寺周三

京都新聞社 編集局総務 松本忠之
共同通信社京都支局 支局長 樋口伸司
KBS京都 報道局長 新村章
時事通信社京都総局 総局長 榎本雅晴
日本経済新聞社京都支社 支社長 岸根明
毎日新聞社京都支局 支局長 武田哲夫
読売新聞社京都総局 総局長 森栄徹

「第3回世界水フォーラム 虹のつどい」開催
  3月20日、生協実行委員会(滋賀県生協連・京都府生協連・コープしが・京都生協・大阪北生協)の主催で「第3回世界水フォーラム 虹のつどい」が大津市のピアザ淡海を会場に開催され、200名を超える参加でにぎわいました
。  華道家元池坊/次期家元・池坊由紀さん(世界水フォーラム推進京都実行委員会特別委員)より、メッセージをいただきました。
 学習講演第一部は「くらしと水〜琵琶湖淀川水系の過去・現在・未来」と題して医療法人南労会 環境監視研究所の中地重晴先生に、第二部は「食と水〜郷土料理と地産地消の大切さについて」と題して滋賀大学教育学部教授の堀越昌子先生にお話しいただきました。
 つづいてコープしがと京都生協の組合員が水に関わる環境のとりくみを紹介。コープしが甲南センター環境実行委員会は「水はどこから…そしてどこへ…」と題して、活動報告。京都生協からは相楽環境委員会が「木津川での水質調査のあゆみ」を報告しました。
 郷土料理試食会では、えび豆、もろこつくだ煮、さばずし、びわますご飯、永源寺こんにゃくなど、滋賀県の食材を使用した料理が多数並びました。

第4回京都消費者フォーラムに参加
  1月25日、ハートピア京都大会議室を会場に約80人の参加で「第4回京都消費者フォーラム」が開催されました。
 京都府生協連は「いま、子どもたちの食生活は…〜安全と安心をどうつくっていくか」をテーマにシンポジウムを企画。生協総合研究所研究員の西村一郎さんが「2002年子どもの食生活全国調査」にもとづきメイン報告。京都市教育委員会体育健康教育室指導主事の平田健一郎さん、京都大学生協管理栄養士の友藤弘子さんから、それぞれ中学生・大学生の食生活の現状について報告がありました。

「子育て世代のためのライフプランセミナー」を開催
  1月25日、コープイン京都を会場に55名の参加で「子育て世代のためのライフプランセミナー」が開催されました。
 これは京都府生協連がおもに30〜40歳代の役職員を対象に企画したもの。午前の部ではファイナンシャルプランナーのいちのせかつみさんが「おもろい人生を探してみませんか」と題して講演。
 つづく午後の部では、同じくファイナンシャルプランナーのかめやまたかしさんを講師に、「子育て中の生協職員のためのライフプランアドバイス」と題した講演と、グループワーキングをおこないました。

2002年度 役職員・監事研修会に28名が参加

京都府消費生活課主事
金子良一さん

 2月8日、各生協から28名の参加で、役職員・監事研修会が開催されました。  京都大学大学院経済学研究科助教授・若林靖永さんの「現代における生協の事業とIT革命」と題した講演につづき、京都府商工部消費生活課主事の金子良一さんが、生協模範定款例の一部改正と総代会議案書での情報開示、最近の生協の動向、生協の政治的中立の確保について報告。
 つづいて日本生活協同組合連合会経営指導本部経理グループ・遠藤修二さんより、「監事の役割・『生協監事監査基準』による監査のすすめ方」についてお話しいただきました。

第2回京都府生協連・指定居宅介護支援事業と訪問介護支援事業交流会
 2月20日、やましろ健康医療生協、乙訓医療生協、京都生協、京都府生協連から11名が参加して、第2回京都府生協連・指定居宅介護支援事業と訪問介護支援事業交流会が開催されました。
 出席した各生協職員から、それぞれの福祉事業(指定居宅介護事業/在宅介護支援事業)の現状が報告され、つづいて意見を交流しました。

「新たな食品行政を考える」地方意見交換会に参加
 2月25日、内閣官房・厚生労働省・農林水産省の主催で「新たな食品行政を考える」地方意見交換会がホテルニュー京都で開催されました。
 京都府生協連からは小峰専務理事らが参加し、内閣官房「新たな食品行政について」、厚生労働省「食品衛生規制の見直しについて」、農林水産省「食の安全・安心のための農林水産施策について」の説明を受けました。

第8回「元気を広げる広報活動交流会」
  3月1日、ハートピア京都で第8回「元気を広げる広報活動交流会」が開催されました。
 今回は第3回世界水フォーラムの開催を目前に、各生協の環境活動の紹介と、それらの組合員への広報について交流しあいました。
 メイン講演は、NPO法人吉野川みんなの会代表・姫野雅義さん。「徳島県吉野川第十堰・河口堰の運動と情報活動」と題して吉野川第十堰をめぐるこの10年の住民運動についてお話しいただきました。 。

京都生協で「2003年春平和活動交流会」開催
 3月12日、30名の参加で京都生協の「2003年春平和活動交流会」が開催されました。
 今回はイラク問題で緊迫した中での開催となりました。メイン講演は弁護士で日本反核法律家協会理事・原爆症認定訴訟近畿弁護団事務局長の徳岡宏一朗さん。「よくわかる! イラク問題&有事法制」と題して、わかりやすくユーモアたっぷりにお話いただきました。

京都生協で「新コープさがの」がグランドオープン
3月19日、京都生協のお店コープさがの(右京区太秦)が移転増床、グランドオープンし、約4000人の来店でにぎわいました。  新しい店舗は旧店舗と道路をはさんだ向い側。
 嵯峨野地域の生協のお店としてなじんだ場所の隣接地へ移転増床できたことに、地元の組合員からは喜びの声が寄せられました。


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京都府生活協同組合連合会連合会