「京都の生協」No.57 2005年9月発行 この号の目次・表紙

ピースリレー2005京都・平和行進 平和への願いと想いを引き継いで


京都生協の門脇馨専務理事も
先頭を行進されました(四条通)
 東京から広島まで、平和への願いと想いを引き継いで行進する「ピースリレー2005」。京都には、6月21日滋賀県より引き継がれ、京都府内を平和のさまざまな企画と行進でつなぎ、26日に奈良県へと引き継ぎました。取り組みにあたっては「ピースリレー2005京都・平和行進実行委員会(21団体で構成、実行委員長=小林智子会長理事、事務局=京都府生協連・京都生協)」を組織し、国民平和大行進実行委員会との連携ですすめました。ことしは、好天に恵まれ、被爆・終戦60年という節目の年ということもあり、ピースリレー・国民平和大行進の参加者はのべ2400人を数え、元気な行進となりました。

6/21(火)滋賀県から引き継いで
 引き継ぎ式は円山公園ラジオ塔前にておこなわれ、滋賀県10人、鳥取県5人をはじめ、京都生協の組合員など、全部で80人が参加しました。


あいさつする
小林智子実行委員長

とおし行進者のわかやま市民生協 吉田聖示さん

日本海コースの横断幕は鳥取のみなさんへ引き継ぎました

ピースリレーの横断幕を引き継いだ京都生協東ブロックのみなさん


西尾勝実
鳥取県生協連
専務理事

中出浩
滋賀県生協連
専務理事

小寺喜代美
しが実行委員長

まとめ集会であいさつする
京都医療生協の
田中弘専務理事

6/22(水)ピースアクション2005inきぬがさ
 ピースリレーをつなぐ企画として京都生協北ブロックが取り組みました。


小北英子さんが戦争体験のお話と三線の演奏

NPT再検討会議代表の報告もありました

「占領下の総合原爆展」のパネルも展示されました

6/23(木)国際平和ミュージアム見学&学習講演会
リレートーク「留学生と語る世界・日本の平和」

 この2つは実行委員会が企画したもので、前者は、立命館大学国際関係学部教授(憲法学・平和学専攻)の君島東彦(あきひこ)先生に協力いただきました。「市民がつくる平和って、なに?」をテーマしたお話は、あらためて平和とは何か、憲法前文・第九条との深い関係なども分かって興味深く、こんごの行動につながるものでした。後者は、大学生協京滋・奈良地域センター(学生事務局・早坂幸太さん)との共催でおこなわれました。中国からの留学生3人と日本の学生代表が平和についての問題意識を話し、会場の参加者と交流しました。若い学生たちの参加は全体を励ましました。


平和について学生たちから率直な意見が出されました

講演する君島先生

6/24(金)〜6/26(金)行進、奈良県へ引き継ぐ
 24日に向日市役所前からスタートし、長岡京市役所〜大山崎町役場、そして八幡コースを行進。翌25日は、宇治市役所〜城陽市市役所〜山城大橋〜京田辺市役所まで行進しました。京都生協京田辺行政区委員会からは「平和の屋台村」で行進者を歓迎していただきました。最終日の26日、木津町役場〜般若寺まで行進し、奈良へ引き継ぎました。また京都生協右京行政区委員会では、25日網の目行進に取り組みました。


たくさんの風船やプラカードなどで行進を盛り上げた京都生協の組合員さんたち(八幡市)

京都生協洛南支部職員の沓脱隆二さんも大活躍

乙訓医療生協の小野留美子専務理事があいさつし、とおし行進者へプレゼントが渡されました

山城大橋から京田辺市役所まで子どもたちが先頭を行進!


右京行政区の網の目行進には60人が参加しました

奈良・般若寺で引き継ぎ式。生協を代表してあいさつされる逸見啓 奈良県生協連会長

南山城村の橋本洋一村長から激励のあいさつをいただきました

平和の屋台村。「採りたてのきゅうりはひと味違う!」(左)

「手作りアイスクリームのおいしかったこと!」(右)

会員生協 平和の取り組みから


京都医療生協では、7月12日「靖国問題とは何か?」の平和学習会を開き、17人が参加しました

7月5日、京都生協の鷹峰ひろばが学習会「核のない地球を」を開催し、15人が参加しました

京都生協では、5月24〜26日、3会場で平和ワークショップ「お茶の間で語り合う平和」を開催し、あわせて171人が参加しました

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京都府生活協同組合連合会連合会