「京都の生協」No.57 2005年9月発行 この号の目次・表紙



地域起こしの新たな試み、指定管理者はNPO法人
宿泊総合施設 三和荘 in三和町

三和荘入口。丘の上にあるので、とても見晴らしがいい。
 
 和町は、京都市からは北西に位置し、国道9号線沿いにある人口4400人余りの農村地帯で、福知山市に隣接しています。国道からわき道に入ると里山と民家が日本の原風景のように広がっています。

 こに、宿泊総合施設・三和荘がオープンしたのは今年4月23日のこと。将来にむけて地域の拠点になり、同時に農村と都市間の交流に一役買う施設として、30年あまりたった町営の宿泊施設が生まれ変わったものです。行政のバックアップと専門家の協力をえて、NPO法人「丹波・みわ」が指定管理者となっています。

露天風呂も備えた温泉。ほのかに檜の香りがします。

夏休みは子供たちもいっぱい(レストランにて)

りっぱな木造の体育館。地元のママさんバレーの練習にも使われています。
 和荘の自慢は、檜(ひのき)の温泉とレストラン。そのほか、18室45名の宿泊施設、300人入る多目的ホールを備え、木造の体育館や4面あるテニスコートなどのスポーツ施設もあります。すぐ裏に10アールほどの畑があり、秋には、芋掘り、栗ひろいも楽しめます。

 NPO法人「丹波・みわ」の営業部長・清水喜代一さんは畑の野菜づくりも担当します。地元出身の元JA支店長で、請われていまの仕事につきました。だから「農村と都市間交流も新しいものに変えたい。一方通行でなく、お互いが楽しめるものでないと長続きしませんから」と夢をふくらませます。

 和荘をささえるのはNPO法人「丹波・みわ」のメンバー15人とレストラン関係者15人あまり。ほかに例のないチャレンジに、それぞれが熱い思いをたぎらせます。

清水喜代一さん りっぱに育つさつま芋畑
 ープン以来、地元の人をはじめ、近隣の市町や遠くは他府県からも利用客は順調にふえているそうです。取材の日、綾部から誘い合って来たという3人の方に三和荘の魅力をたずねました。「まず温泉。明るく、きれい、気持ちがいい、しかも、安い。次にレストラン。しゃれた盛り付けで、とてもおいしい!」と満足のみなさんでした。5人以上なら車で送迎もしてくれます。 (記:牧野内孝子)
 



宿泊総合施設三和荘
予約専用 0773-58-2310
京都府天田郡三和町字寺尾小字権現4番地
TEL 0773-58-3717/FAX 0773-58-3887
URL http://www.tanba-miwa.net/miwaso
 

〔 ひとつまえにもどる 〕


京都府生活協同組合連合会連合会