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渋谷悦子所長 |
京都府消費生活科学センターは、24年前に中京区西ノ京に開設され、2005年9月末に京都テルサに移転しました。JR京都駅から徒歩10分、地下鉄九条駅より徒歩5分、近鉄東寺駅より徒歩5分と交通の便もよく、府内4ヵ所の広域振興局と光ファイバーで結ぶ研修室や消費者テスト室を完備するなど設備面も充実しました。
「科学」を冠したそのユニークな名前は、「テスト機能」を兼ね備えていることから。これまで、商品トラブルの原因究明にも大きな役割を果たしてきました。たとえば「クリーニング店での穴あき」は、じつはクリーニングのせいではなく、虫食い、あるいは擦り切れが原因だったなど。また「酢で掃除するのはなぜ?」「せっけんでせんたくするのはなぜ?」などの疑問やいわゆる“おばあちゃんの知恵袋”を科学的な切り口でときあかし、好評を博してきました。
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