6月8日(金)、京都生協コープパリティを会場に、京都府食の安心・安全プロジェクト主催による京都府消費者団体との意見交換会が開催されました。
今回のテーマは、トレーサビリティ・システム。食品に情報を結びつけ、その情報を記録して残しておくことで、製品の履歴・所在の把握・情報の検索が可能になるトレーサビリティ・システムについて、京都府での取り組みが報告されました。こうしたシステムが確立されていれば、問題が発生した場合の原因のすみやかな特定、対象商品を特定した迅速な回収、安全な他の流通ルートの確保などが可能となることが説明されました。
ついで、鶏卵・鶏肉、野菜にかんして、それぞれのトレーサビリティの取り組みについて説明があり、生協店舗でトレース可能な商品がどの程度陳列されているか、見学しました。また、携帯電話を使っての情報の引き出し方などについて、実際に体験しました。
「いまはまだはじまったばかりだが、とてもよい制度なので、もっと普及するように世論が高まればよい」などの感想が出されました。当日の参加者は京都生協、コンシューマーズ京都など18人で、京都府生協連からは、廣瀬理事、坂本事務局長、川端事務局担当が出席しました。
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実際に携帯電話を使っての説明を熱心に聞く参加者 |
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