「京都の生協」No.64 2008年1月発行 この号の目次・表紙

 

内閣府・災害被害を軽減する国民運動のよびかけにこたえて


ぼうさいカフェ in きょうと


京都でもいつかはわからないけれど地震は必ず起こるといわれます。地震にたいする府民の関心にこたえ、2007年10月31日、ハートピア京都にて、内閣府・日本生協連・京都府生協連の主催で、「ぼうさいカフェinきょうと」を開催しました。この取り組みは、災害被害を軽減するための国民運動のひとつとして、内閣府が2007年度全国10ヵ所で開催を予定しているもので、京都での開催は5番目。都生協くらしの助け合いの会はじめ、8グループ・50人が参加しました。開催にあたって京都府、京都市、京都新聞社、NHK京都放送局、KBS京都の後援をいただきました。

 講師には、日本生協連中央地連大規模災害対策協議会世話人(ちばコープ理事長スタッフ)の水島重光さんをお迎えし、日本生協連震災担当の亀山薫さんに進行していただきました。地震が起きたとき、自分の住んでいる街をより詳しく知っていることが”減災”につながります。お二人の楽しいリードで”カフェ”気分で楽しく学びあうことができました。水島さんは、12年前の阪神・淡路大震災時、コープこうべデイズ西宮店の副店長をされており、そのときの経験が講師活動に生かされています。

 内閣府はじめ、大阪府、京都市消防局など5人の方も見学されました。
 参加者からは「いろいろ、わからないことや、知らないことが多かった。とてもためになった」「阪神大震災のときの生なましい体験をもとにした話は、口先だけの防災ではなくたいへん参考になった」など、たくさんの感想が寄せられました。


講師の水島重光さん 自分たちの地域の避難場所は?
病院は?スーパーは?…

 
中央でマイクを持っているのが亀山薫さん  


内閣府「ぼうさいカフェ」ホームページでも紹介されています。


京丹後市大宮町で京都府総合防災訓練

 
2007年8月26日、「隠岐トラフを震源とするマグニチュード8・0の大地震が発生した…」という想定のもと、京丹後市大宮町・丹後織物工業組合中央加工場グラウンドをメイン会場に京都府総合防災訓練がおこなわれました。  京都府生協連は、京都府との「応急対策物資協定」にもとづき、応急支援物資の調達・搬送・配布の訓練にJAグループとともに参加しました。京都生協、府庁生協などの組合員・役職員20人が参加して、JAグループのみなさんといっしょに、応急支援物資の牛乳とお茶を会場で配りました。また、生協とJAから18人が京都府災害ボランティアセンターの現地センター立ち上げ・運用訓練に参加しました。


子どもたちから山田知事にお茶を渡しました 生協とJAのテント

 
生協のトラックの入場  


事前に地域防災学習会を開催
2007年7月13日、京都府総合防災訓練に先立ち、丹後広域振興局、京丹後市総務課・消防署の協力で、京都生協丹後行政区委員会と生協連の共催で「丹後地域防災学習会」をひらき、14人が参加しました。


「防災食」の試食も好評でした!

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京都府生活協同組合連合会連合会