「京都の生協」No.68 2009年4月発行 この号の目次・表紙


きょうと食の安心・安全フォーラム開催

JA京都中央会、(社)京都府食品産業協会、京都府生協連、NPO法人コンシューマーズ京都、京都府の5者の共催で
 1月27日(火)、ルビノ京都堀川で、「きょうと食の安心・安全フォーラム」が開催され、消費者・食品関連事業者など、150人が参加しました。フォーラムが開かれるのは、昨年につづいて2回目。
◆第1部
食の安心・安全セミナー  パネルディスカッション

中坊幸弘・京都府食の安心・安全審議会会長がコーディネーター
 冒頭に、中坊幸弘・京都府食の安心・安全審議会会長から「『食への不信』を解消し、信頼につなげるために」と題した報告がありました。

  ついで、JA京都・京野菜部会日吉支部・谷口成生さんから、京の伝統野菜・京壬生菜にかんする安心・安全の取り組みについて、京都府農林水産部食の安心・安全推進課・高田智之主任および京都府豆腐油揚商工組合・東田和久理事長から信頼食品登録制度の取り組みについて、それぞれ報告がありました。

  消費者の立場からは、コンシューマーズ京都・あざみ祥子理事が発言。「中国産冷凍餃子や汚染米をめぐる問題など、食の安全・安心がおびやかされているなかで、府内の生産者・事業者と消費者とがいっしょに食の信頼を取り戻す取り組みをすすめることが大事だ」とよびかけました。
◆第2部
食の安心・安全交流会

京野菜を使ったお漬物も・・・・・・

  「試食しながらみんなで意見交換しよう」と、8つのブースに分かれて、食品事業者と消費者とが交流しました。

  ブース出展は、JA京都中央会から米・壬生菜、京都府食品産業協会から豆腐・漬物・かまぼこ・総菜・珈琲・パンと、盛りだくさん。

  参加者は、それぞれの食品について原材料・生産工程などについて説明をうけながら、京の味をたしかめあいました。




第4回 きょうと食の安心・安全意見交換会


京都府健康福祉部・小川隆男課長があいさつ
 2月5日(木)、京都府庁福利厚生センターを会場に、2008年度第4回きょうと食の安心・安全意見交換会が開催されました。

  京都府生協連から、坂本茂事務局長、橋薫事務局次長、川端浩子事務局担当が出席したほか、京都生協、コンシューマーズ京都(京都消団連)、NPO京都消費生活有資格者の会、新日本婦人の会京都府本部など12人が参加しました。

  京都府からは、「平成20年度食品衛生監視指導計画」について、健康福祉部生活衛生課・入江祐子主任より中間報告があり、事故米穀や中国で製造された乳および乳製品へのメラミン混入にかかわる取り組みが紹介されました。

  つづいて同課・森田朗副課長が「平成21年度食品衛生監視指導計画案」について報告。今年度の監視指導については、輸入食品の検査、食品表示にたいする監視体制の強化、事業者の自主的活動の促進などを重点とすることがのべられました。

食品衛生監視指導計画案にたいして意見提出
  京都府および京都市の「食品衛生監視指導計画案」が公表され、京都府生協連は、京都府と京都市に意見を提出しました。これらの意見がとりいれられ、年ねん、「計画」の改善がすすんでいます。


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