「京都の生協」No.72 2010年8月発行 今号の目次

  京都府生協連 第57回通常総会開催

 全議案を可決、役員18人を選任、総会アピールを採択

 6月29日(火)、池坊学園 洗心館で、京都府生活協同組合連合会第57回通常総会を開催しました。
 総会の代議員数は42人で、当日の出席は本人出席35人、書面出席6人でした。ご来賓をはじめ、90人の参加となりました。


岩永美好・京都府府民生活部副部長
(山田啓二・京都府知事代理)

梶川憲・京都労働者福祉協議会副会長

開会のあいさつをする
小林智子会長理事

 小林智子会長理事が開会のあいさつをのべ、つづいてご来賓の岩永美好・京都府府民生活部副部長(山田啓二・京都府知事代理)、梶川憲・京都労働者福祉協議会副会長から、ご祝辞をいただきました。
 坂本茂事務局長が京都府議会議長、京都市長、国会議員、各関係団体、各生協からいただいた77通の祝電・メッセージをご紹介しました。
 提案されたすべての議案が可決されました。員外理事をふくむ16人の理事と2人の監事が選任されました。2010年度の役員体制は以下のとおりです。
 さいごに廣瀬佳代常任理事が総会アピールの採択について提案し、拍手で確認しました。

今回退任された役員のみなさん (敬称略)
理事 羽賀 省二
(京都教育大学生協専務理事)
理事 村田 二三男
(京都生協常務理事)
理事 毛利 雅彦
(同志社生協専務理事)
監事 笠谷 敏子
(京都生協理事)
監事 酒井 克彦
(立命館生協専務理事/
池坊学園生協専務理事)

祝電・メッセージをお寄せいただいた方がた (敬称略・順不同)
民主党衆議院議員 泉 ケンタ 民主党衆議院議員 北神けいろう 民主党衆議院議員 豊田潤多郎
民主党衆議院議員 前原 誠司 民主党衆議院議員 山井 和則 民主党参議院議員 福山 哲郎
民主党参議院議員 松井 孝治 公明党衆議院議員 池坊 保子 日本共産党衆議院議員 こくた恵二
日本共産党参議院議員 井上さとし 京都市長 門川 大作 京都府議会議長 林田  洋
京都府社会福祉協議会会長 立石 義雄 京都府社会福祉協議会会長 村井 信夫 京都商工会議所会頭 立石 義雄
JA京都中央会会長 中川 泰宏 京都府漁業協同組合連合会
代表理事会長
佐々木新一郎 京都府森林組合連合会
代表理事会長
梅原 久弘

  13人が活発に発言

「まとめ」の報告をする小峰耕二専務理事

 当日は13人の代議員およびオブザーバーなどから、地域生協・大学生協・医療生協・職域生協の活動、平和や災害の取り組みについて活発な発言がありました。
 これらの発言をふまえ、小峰耕二専務理事は「この1年の多様な活動について報告をいただいた。これらをしっかりとうけとめ、みなさんがたといっしょに連合会の活動をすすめてまいりたい」とのまとめをおこないました。

 発言者とテーマ


  2010年度体制

役員の状況(2010年6月30日現在 理事16人、監事2人) ※印は新任
役職名 氏名 所属生協・役職名 京都府生協連での役職歴
会長理事
(非常勤)
◎代表理事
小林 智子 員外 2002年6月~2004年6月副会長理事
2004年6月より現任・会長理事
副会長理事
(非常勤)
中森 一朗 京都大学生協
専務理事
2008年6月より現任・副会長理事
専務理事
(非常勤)
小峰 耕二 員外 2000年6月~2002年3月常任理事
2002年4月より現任・専務理事
常任理事
(非常勤)
今西 静生 京都府庁生協
専務理事
2008年6月より現任・常任理事
常任理事
(非常勤)
北村 英和
※新
京都生協
常務理事
2010年6月より現任・常任理事
常任理事
(非常勤)
沼澤 明夫 大学生協京都事業連合
専務理事
1998年6月~2006年6月理事
2006年6月より現任・常任理事
常任理事
(非常勤)
廣瀬 佳代 員外 1999年6月~2003年6月理事
2006年6月~2008年10月理事
2008年10月より現任・常任理事
おもに食の安全にかんする分野担当
理事
(非常勤)
右近 裕子 員外 2008年6月より現任・理事
おもに環境活動にかんする分野担当
理事
(非常勤)
大川 肇
※新
全京都勤労者共済生協
専務理事
2010年6月より現任・理事
理事
(非常勤)
小野 留美子 乙訓医療生協
専務理事
2006年6月より現任・理事
理事
(非常勤)
児玉 恵美
※新
京都工芸繊維大学生協
専務理事
2010年6月より現任・理事
理事
(非常勤)
佐々木 郁子 生協生活クラブ京都エル・コープ
理事長
2008年6月より現任・理事
理事
(非常勤)
末廣 恭雄
※新
京都府医大・府大生協
専務理事
1994年5月~2001年6月理事
2008年6月~2009年6月監事
2010年6月より現任・理事
理事
(非常勤)
高田 艶子 員外 2003年6月~2004年6月理事
2006年6月より現任・理事
おもに消費者政策にかんする分野担当
理事
(非常勤)
田中 弘 京都医療生協
専務理事
1988年5月~1994年5月監事
1994年5月~2004年6月常任理事
2004年6月より現任・理事
理事
(非常勤)
行松 龍美 やましろ健康医療生協
専務理事
1998年6月~2004年6月監事
2004年6月~2006年6月理事
2008年6月より現任・理事
監事
(非常勤)
粟飯原 利弘
※新
龍谷大学生協
専務理事
1993年5月~1998年6月理事
1998年6月~2002年6月常任理事
2002年6月~2008年6月理事
2010年6月より現任・監事
監事
(非常勤)
斎藤 紀子
※新
京都生協
常務理事
2010年6月より現任・監事

(事務局)
事務局長 坂本 茂
事務局次長 髙橋 薫
事務局担当 川端 浩子
渉外・教育担当 原 強

  総会アピール

 地域・大学・職域・医療・共済などの分野の蓄積を生かして、「くらしの問題の解決」のために、生協の「総合力」を発揮していきましょう!

 アメリカ発の金融危機を契機とした世界的な不況をうけて、企業間競争がいっそう激しいものになっています。労働者賃金の引き下げ・雇用の抑制・非正規労働の拡大などがすすめられるなかで、大企業が収益を回復しつつある半面、消費生活においては家計支出の切り詰めをよぎなくされています。貧困と格差が広がり、医療・年金・福祉の全面にわたる制度改悪がすすめられてきているもとで、消費税率の大幅引き上げの方向が打ち出されたことは、国民のくらしの不安をさらに大きなものにさせています。
 組合員一人ひとりが抱える「くらしの問題の解決」のために、地域・大学・職域・医療・共済などの分野の蓄積を生かして、生協がその「総合力」を発揮することがつよく期待されています。
 いま、世界の国ぐにをめぐる関係性はより緊密なものになり、経済のグローバル化のもとで食料品・日用雑貨をはじめとする生活必需品・サービスの品質・価格などに大きな変化が生じています。しかし、こうした商品生産・流通のありようは一方で「合理性」をもちつつも、つねに「不安定性」をともなっています。国境をはるかにこえたかたちでの移り変わりが急速にすすむ時代であるからこそ、私たちは生協がはたしてきた役割についての学習をつよめ、生協の理念・協同組合の定義・価値・原則を大切にしていく必要があります。
 生協の発展と消費者運動・世論の高まりのもとに、2003年に食品安全基本法が、2004年に消費者基本法が制定され、昨年には消費者庁・消費者委員会が設立されました。消費者権利が十分に尊重される「消費者市民社会」の実現にむかって、社会は確実な前進をとげています。平和課題においても、核兵器廃絶にむけた運動が歴史的なうねりをみせています。京都府内においては生協への加入組合員数が67万人をこえ、本総会では京都府生活協同組合連合会を構成する19会員が経営環境のきびしさをうけとめながらも旺盛な事業と活動を展開していることを確認しあいました。
 生協が地域に大きな影響力をもつ組織として成長していることの自覚と責任の上に立って、さまざまな協同組合・事業者組織・消費者団体などとの連帯・提携をすすめ、環境と社会の「豊かな循環」をつくりあげる取り組みをつよめていきましょう。「運営改革・事業刷新」にスピードを上げて取り組み、「総合的な対応力」を強化して、組合員のくらしの願いにこたえていきましょう。

2010年6月29日
京都府生活協同組合連合会