「京都の生協」No.74 2011年4月発行 | ![]() |
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CO・PO・RI(コッポリ) いつもの安心に、シェフのひと手間 |
今回は、京都生協コープ桂店の跡地に2010年9月17日にオープンした、グリルレストラン・ベーカリー&マーケット「CO・PO・RI(コッポリ)」を訪ねました。
![]() ベーカリー・こだわりセレクトアイテムコーナー |
![]() レストランコーナー |
この施設を運営するのは、京都生協グループ会社の京都協同食品プロダクト株式会社などが出資している株式会社フードコープ。
産地の生産者と消費者である組合員をつなぎ、毎日安心して食べられる食材を届けてきた京都生協。その生協基準で選んだ食材を「プロがひと手間加えると、こんな形になります」と新しい提案をしています。
入って右手は、ベーカリーとこだわりセレクトアイテムのコーナー。安心・安全をテーマに、シェフが素材選びからこだわって監修した焼きたてのベーカリーや、厳選されたパスタ・ソースなどが販売されています。
左手はレストランコーナー。自宅ではなかなかつくりだせないソースやドレッシング、メインのグリル料理、付け合わせの野菜など、すべてにプロの技がみられます。
「生協商品への理解と、そのおいしさをいかに伝えられるかが重要」と、ご案内いただいた原光則副支配人は話されます。「組合員の方がたの期待も大きく、当初は不慣れなこともあって、その期待にそえないところがあったが、一歩一歩見直して喜んでいただけるように努力しています」と力強く語られました。
また、市場に出回らない生協基準の食材をいかに活用できるか、「みつせ鶏」や「大山乳業」「鳥取牛」など京都生協の産直商品として特徴のある食材をいかにアピールしていくか、などが今後の課題と話されました。「生協組合員のみなさまには、なんらかの利用還元のできる仕組みを考えていきたい」とのことでした。
![]() 原光則副支配人 |
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