「京都の生協」No.78 2012年8月発行 今号の目次

  京都府生協連が消費者支援功労者・内閣府特命担当大臣表彰をうけました

 5月28日(月)、総理大臣官邸で表彰式がおこなわれ、小林智子会長理事(当時)が出席しました。
 消費者支援活動にきわめて顕著な功績のあった個人または団体・グループにたいして、その功績をたたえ顕彰することによって、消費者利益の擁護および増進を図ることを目的に、1985年、この表彰制度が創設されました。
 従来、内閣府特命担当大臣表彰として実施されてきましたが、消費者庁の設置にともない、2011年度から内閣総理大臣表彰を筆頭としたものになりました。あわせて「新しい公共」の重要な担い手である消費者団体・グループについても表彰対象になりました。


高田艶子理事[当時、消費者政策にかんする分野担当](左)と小林智子会長理事(当時)

 県生協連としては2番目

 2012年度は、内閣総理大臣表彰については個人3、団体・グループ2、内閣府特命担当大臣表彰については個人11、団体・グループ10、ベスト消費者サポーター章については個人15、 団体・グループ44が対象となり、生協関係では、当会と神奈川県生協連が内閣府特命担当大臣表彰をうけました。
 2011年度には、宮城県生協連、コープこうべが内閣府特命担当大臣表彰をうけています。
 「消費者問題セミナー等により、消費者被害防止啓発に取り組む」「『食の安心・安全フォーラム』を開催、消費者と生産者・事業者とのリスクコミュニケーションを推進」「『京都くらしの安心・安全ネットワーク』に設置当初から参加している」などが受賞理由です。


松原仁内閣府特命担当大臣から表彰状授与

 野田総理大臣が祝辞

 表彰式では、野田佳彦総理大臣が冒頭で、「すべての人は消費者です。社会で生活していくかぎり、私たちはさまざまな消費者問題に直面いたします。消費者行政の司令塔となる消費者庁が発足して約2年9か月。政府としましても消費者の立場に立って、消費者行政の基盤づくりを加速させているところであります」とのべました。
 つづいて「消費者が主役となる社会の実現のためには、行政だけでなく、消費者団体をはじめ、福祉、子育て、環境、産業等のさまざまな分野において活動している地域のみなさんが、連携を深め、住民の輪、地域の輪を広げることも大切であります」とのべ、「みなさまがこれまですばらしい成果をあげてこられたことに深く敬意を表しますとともに、本日の表彰を契 機として、さらなるご活躍を祈念し、私からの祝辞とさせていただきます」とむすびました。
 表彰式には、松原仁内閣府特命担当大臣、福嶋浩彦消費者庁長官が同席しました。表彰式ののち、三田共用会議所で受賞者の紹介・シンポジウム・懇談会など、関連行事が催行されました。


表彰者の紹介、小林智子会長理事(当時)は中央