「京都の生協」No.83 2014年4月発行 今号の目次

  京都府生協連 第11回 「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」

~組織と事業のイノベーションによる協同組合のあらたな価値の発見・創造の場として~
【テーマ】省エネと再生可能エネルギーの普及・拡大にむけて

 1月28日(火)、せいきょう会館で開催し、21人が参加しました。

 京都府生協連が2013年11月に実施した「電力自由化とエネルギーについての生協組合員の意識調査」のアンケート調査結果をうけて、京都の生協にもとめられていることや会員生協が取り組むことなどについて意見交換しました。あわせて、日本生協連が検討している生協版「PPS(特定規模電気)事業」について学習しました。

 京都府生協連・上掛利博会長理事が開会のあいさつをおこない、廣瀬佳代常任理事がコーディネーターをつとめました。横山治生専務理事がアンケート調査結果の全体概要を紹介しました。

 日本生協連環境事業推進部・高多洋担当が、日本生協連のこれまでの取組み経緯、電力システム改革の制度的な背景と再生可能エネルギーの現状、生協の「電力事業」への取組み方などについて報告しました。

 コープ自然派京都・皷谷映子理事が「アンケート結果とコープ自然派京都の取組み」を報告。全国のコープ自然派が取り組んできた事例とこんごについて紹介しました。

 生活クラブ京都エル・コープ・河﨑豊彦専務理事は、アンケート調査結果をうけて、1.情報提供の幅をひろげること、2.エネルギー政策の必要性、3.太陽光発電所設置にむけた運動と持続した組合員活動の展開が課題であること、などについて報告しました。

 京都生協CSR推進室・中垣延広業務担当リーダーは、家庭の省エネ相談所によるエコライフ診断書の活用、(株)ファイナルゲートの「省エネチューニング」サービスを活用した省エネ・節電、市民共同発電所の設置などについて報告しました。

 大学生協京都事業連合役員室・中村和幸担当は、「環境レポート2012」にもとづき、「電力使用料、コピー使用回数とコピー用紙使用枚数、会議用資料発生量が大幅に削減された」「経費面からも大幅な削減効果があった」と報告しました。


日本生協連環境事業推進部
高多洋担当

コープ自然派京都
皷谷映子理事

生活クラブ京都エル・コープ
河﨑豊彦専務理事

京都生協CSR推進室
中垣延広業務担当リーダー

大学生協京都事業連合役員室
中村和幸担当