「京都の生協」No.86 2015年4月発行 | ![]() |
消費者市民社会の実現を目指して |
2月19日(木)、ハートピア京都で、消費者被害の事例紹介と対策について広く啓発し、適格消費者団体の認知をはかることを目的に開催。56人が参加しました。
京都消費者契約ネットワーク・髙嶌英弘理事長のあいさつのあと、京都生協組合員有志による寸劇で最近の消費者被害事例が紹介されました。
続いて、京都消費者契約ネットワーク・野々山宏副理事長・弁護士(日弁連消費者問題対策委員会委員長、国民生活センター前理事長)が、消費者被害を未然に防止するためのセーフティネットの紹介と適格消費者団体の役割について講演をおこないました。
最後に、消費者支援機構関西と京都消費者契約ネットワークから、適格消費者団体の活動報告がありました。京都府生協連・横山治生専務理事が閉会のあいさつをのべました。司会はコンシューマーズ京都・あざみ祥子理事がつとめました。
主催は適格消費者団体NPO法人京都消費者契約ネットワーク、NPO法人コンシューマーズ京都、適格消費者団体NPO法人消費者支援機構関西、京都生協、京都府生協連で、京都府・京都市の後援事業。
![]() 京都消費者契約ネットワーク 野々山宏副理事長 |
2014年12月7日(日)、立命館大学衣笠キャンパスで開催。京都・滋賀・奈良の大学生協の学生委員、役職員500人が参加しました。
フェスティバルは、各大学生協の1年間の活動の成果を交流し、次年度の活動につなげることを目的に開催されています。「私たちの新しい社会づくり、いま何を…」と題して消費者庁・阿南久前長官による講演とトークセッション。
「賢い消費者になることは消費者市民になること、消費者市民社会をつくることは消費者が安心して豊かに暮らせる社会を実現する道」と述べ、会場内の学生たちと一問一答のセッションがありました。
最後に、2014年度の大学生協の優れた活動に対する表彰式がおこなわれ、京大、京都橘、立命館の各生協がブロック賞を受賞しました。
![]() 講演する消費者庁・阿南久前長官 |
大学生協京滋・奈良ブロックでは、京都府消費生活安全センターの委託を受けて大学生や若者を対象とした消費者教育教材を開発しました。 教材は大学生の消費者問題への関心を高め、より良い消費生活の手助けとなることを目的に啓発動画とリーフレット、講師用の副読本で構成されています。
リーフレットには大学生がまき込まれやすいトラブルについて被害にあわないアドバイスや大学生活に役立つ情報が掲載。
啓発動画は大学生の一日という設定で、学生がトラブルにあいやすい事例をミニドラマとして4編で構成、大学生協京都事業連合のウェブサイトで公開。
教材を使って学生自身が中心となって出前講座を実施しています。
![]() |
2月4日(水)、滋賀県民交流センターピアザ淡海を会場に、近畿地区の消費者団体・行政で構成する実行委員会と消費者庁の主催で開催され、200名が参加しました。
テーマは「広げよう連携の輪 ~消費者の安全・安心を地域から~」。開会に先立ち各消費者団体による活動報告パネル展示がおこなわれました。消費者庁・板東久美子長官が開会あいさつ。消費者庁地方協力課・植田広信課長の報告につづいて、14の消費者団体から活動のリレー紹介がありました。「見守り活動」、「消費者教育の推進」、「子どもの安全・安心の確保」をテーマに3つの分科会が開かれました。閉会にあたり、各分科会からの報告と坂東長官による講評がおこなわれました。
![]() 消費者庁・坂東久美子長官 |