「京都の生協」No.87 2015年8月発行 今号の目次

  京都府生協連 第16回 「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」

~組織と事業のイノベーションによる協同組合のあらたな価値の発見・創造の場として~
【テーマ】 生協の広報(誌)活動を考える~広報誌交流と意見交換~

 4月14日(火)、せいきょう会館で開催。役職員29人が参加しました。

 生協の広報活動は、組合員と理事会、組合員と組合員、組合員と役職員をつなぐパイプ役、そして生協の活動を広く社会にお知らせする重要な役割を果たします。

 多くの生協では編集委員会などを設置し組合員参加のもとで紙面づくりなどがおこなわれています。広報誌(紙)の編集から発行、配布にいたるまで、努力や工夫していること、困っていることなどを交流し学びあい、より効果的な広報活動となることを目的に開催しました。

 京都府生協連・上掛利博会長理事が開会のあいさつをおこない、中森一朗副会長理事がコーディネーターをつとめました。

 事前集約した「会員生協 広報誌アンケート(※)」をもとに、京都生協機関組織運営系統・酒向美也子統括マネジャー、京都府庁生協・本多浩専務理事、乙訓医療生協・清原巳治編集委員、京都高齢者生協くらしコープ・川畑典子 さんから、各生協の広報活動について、報告がありました。休憩時間には、会員生協が作成している広報誌を掲示し、交流しました。

 (株)きかんしコム・粟倉健さんによるワークショップ方式でのミニ講義では、「より良い機関誌の紙面づくりのために」と題して、広報誌の役割と特徴や見出しの書き方などについて学びました。

 参加者からは、「広報誌を作るうえで、基本的な考え方がわかった」「他の生協の活動状況や工夫されていること、悩みなどが聞けてよかった」「編集体制、編集方法には個性があり、とても興味深かった」「これからめっちゃ役に立つ気がする」などの感想がありました。

 (※)事前集約したアンケートでは広報誌の発行部数、編集体制、配布対象者、配布方法などについて、お聞きしました。


京都府生協連
中森一朗副会長理事

京都生協機関組織運営系統
酒向美也子統括マネジャー

京都府庁生協
本多浩専務理事

乙訓医療生協
清原巳治編集委員

京都高齢者生協くらしコープ
川畑典子さん

(株)きかんしコム
粟倉健さん