「京都の生協」No.92 2017年4月発行 今号の目次

  京都府生協連 第22回 「京都の生協活動を豊かに発展させる協議会」

~組織と事業のイノベーションによる協同組合のあらたな価値の発見・創造の場として~
【テーマ】 災害時の対応と課題~生協くまもとの報告から学び考える~

1月17日(火)、コープ御所南ビル会議室で開催しました。役職員と組合員の25人が参加しました。

京都府生協連・上掛利博会長理事から開会のあいさつがあり、高取淳専務理事がコーディネーターをつとめました。

ここ数年、自然災害が多発しており、改めて防災や発災時の準備について考えあうことを目的に開催しました。

熊本地震で被災された、熊本県生協連・吉永章会長理事(生協くまもと理事長)から災害時の対応や、そこから見えた、これからの課題について報告をいただきました。

「発災時、生協として最大の被災者支援は事業の継続であるという考えにもとづき、生協くまもとでは、店舗事業も宅配事業も1日も休まず営業を続けました」「発災後すぐに、全国の生協から物資や職員の応援もあり、改めて生協の強みを感じました。全国の生協で取り組まれた募金も10億円を超え、義援金として熊本県に贈呈しました」との報告がありました。これからの課題では、情報流の一本化や、行政との協定の見直し、定期訓練の重要性などを教訓として挙げられ、府県生協連の果たす役割の大きさについて、身をもって体験したと語られました。

会員生協報告では、京都市民共済生協・岡田照雄専務理事から、地震災害の基礎知識や、緊急時の対処の仕方等について報告がありました。京都府内での災害の歴史を振り返りながら、ご自身のキャリアにより培われた経験も交え、防災意識の大切さや、普段からできる防災の取組み、防災災害情報の取得方法、地域との連携の重要性などの実践的な報告がありました。

参加者からは、「訓練だけでなく、今日のような体験談を聞くことも力になると感じた」「大変実践的なお話でとても参考になった。各会員生協が発災直後にすみやかに起動し対応できるか?京都府生協連を軸としてヨコのつながりを活かした生協らしい被災者支援活動ができるか?ひきつづき学びあいをすすめたらよいのではないかと思う」「地震が起きた時のそれぞれの生協・行政との連携が大切だということを改めて痛感した」などの感想が出されました。


京都府生協連
高取淳専務理事

熊本県生協連
吉永章会長理事
(生協くまもと理事長)

京都市民共済生協
岡田照雄専務理事