「京都の生協」No.94 2018年1月発行 今号の目次

  ヒバクシャ国際署名を大きくひろげる京都の会(「ヒバクシャ署名京都の会」)が設立

2017年7月15日(土)、コープ御所南ビル会議室で、19団体50人が参加し設立総会を開催。「ヒバクシャ署名京都の会」は、日本原水爆被害者団体協議会(以下、日本被団協)が呼びかけた「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(ヒバクシャ国際署名)」を京都で推進することを目的に、京都原水爆被災者懇談会・京都「被爆2世・3世の会」・原水爆禁止京都協議会・京都府生協連の代表者四人がよびかけたもの。

設立総会では、日本被団協・木戸季市事務局長による「核兵器禁止条約の成立と被爆者としての想い」と題して記念講演がありました。

「ヒバクシャ署名京都の会」では、7月29日(土)、9月20日(水)、26日(火)に街頭宣伝行動。

9月9日(土)には、日本被団協・藤森俊希事務局次長による学習講演会「核兵器禁止条約を力にヒバクシャ国際署名を大きくひろげる講演会」を京都府中小企業会館で開催し、40人が参加しました。


(左から)原水爆禁止京都協議会・渡邊賢治代表理事、
日本被団協・木戸季市事務局長、
京都原水爆被災者懇談会・花垣ルミ代表世話人

日本被団協・
藤森俊希事務局次長

阪急西院駅前で
「署名をお願いします」

第17回京都府協同組合役職員体験・交流学校

2017年9月13日(水)~14日(木)に開催され、31人が参加しました。

主催は京都府協同組合連絡協議会で、京都府の協同組合(農協、漁協、森林組合、生協)に働く役職員の教育と育成を目的とし、研修・体験交流を通して京都の協同組合の連携、課題を学び、認識を深め合う目的で、毎年開催。

今年は、京都府漁業協同組合が企画を担当し、「京都の水産業に学ぶ」をテーマに開催。

一日目は京都府水産会館(京都府漁業協同組合本所)で開校。京都府漁業協同組合・武田康司参事が開校のあいさつ、同・飯尾光博係長より研修内容のオリエンテーションがありました。会場を舞鶴かまぼこ協同組合内「かまぼこ工房」に移し、舞鶴かまぼこ協同組合・辻義雄参事の指導による、ちくわ、かまぼこ、てんぷら作りを体験。京都府農林水産技術センター海洋センターでは戸嶋孝研究部長より「海洋センターにおける試験研究について」についての講義がありました。

二日目は、京都府漁業協同組合・山口俊一宮津支所長の案内で宮津地方卸売市場・施設見学、同・飯尾光博係長が「京都の漁業」について講義をおこないました。二日間の体験・交流学校をとおして、京都の水産業の現状や課題、果たしている役割について学びました。参加者からは、「体験・交流学校で学んだ知識を業務にいかし、京都の協同組合の連携を大事にして仕事に励みたい」などの感想が寄せられました。


京都府漁業協同組合・
武田康司参事

宮津地方卸売市場で記念撮影

京都労働者福祉協議会 社会貢献活動

京都府生協連も会員となっている京都労働者福祉協議会は、社会的役割を果たす活動として、2017年8月19日(土)~21日(月)、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故により大きな被害を受けた宮城県、福島県への視察とボランティア活動を実施しました。

一日目は、震災遺構として保存されている仙台市立荒浜小学校訪問の後、福島市内へ移動し、環境省と福島県が運営する環境再生プラザ、福島医療生協・わたり病院を訪問。二日目は、JAふくしま未来でモモの箱詰め作業のボランティア活動を実施。三日目は、飯館村、南相馬市、浪江町等の被災地を視察。18団体31人が参加しました。京都府生協連から、酒向直之事務局長が参加しました。



モモの箱詰め作業