「京都の生協」No.90 2016年8月発行 今号の目次

  2018年国際協同組合デー 第29回京都集会
「新たな協同組合連携組織の誕生と京都の協同組合」をテーマに開催


京都府漁業協同組合・
西川順之輔代表理事組合長が開会あいさつ

京都府森林組合連合会・
住和宏課長

京都府生活協同組合連合会・
上掛利博会長理事が閉会あいさつ

7月4日(水)、キャンパスプラザ京都で開催され、JA、JF、森林組合、生協から170人が参加しました。

国際協同組合デーは、毎年7月第1土曜日を、全世界の協同組合員が心をひとつにして、協同組合運動の発展を願い、平和とよりよい生活を築くために、運動の前進を誓い合う日として、1922年に制定されたもの。

京都では毎年、京都府協同組合連絡協議会(構成/JA京都中央会・京都府森林組合連合会・JF京都・京都府生活協同組合連合会)の主催で、記念集会企画を実施しています。

ことし4月に発足した新たな協同組合連携組織「(一社)日本協同組合連携機構(略称:JCA)」から講師をお招きし、日本の協同組合の取り巻く状況と課題、現状等について理解をすすめ、今日的な協同組合の価値・役割について考えることを目的に開催しました。

京都府森林組合連合会・住和宏課長が司会を担当。京都府漁業協同組合・西川順之輔代表理事組合長が開会あいさつをしました。

つづいて「JCAの発足と協同組合間連携の強化について」と題して、(一社)日本協同組合連携機構(略称:JCA) 協同組合連携部・前田健喜部長にご講演をいただきました。

参加者からは「JCAの発足に至るまでの過程を知ることができた」「協同組合間連携の重要性を実感した」「JCAには協同組合全体の発展に向け、大いに期待しています」など多くの感想がよせられました。

各協同組合からは「協同組合の担い手が語る」と題した活動報告がありました。「4つの協同組合からの報告は、とても興味深い内容だった」「それぞれの協同組合の取組みやご苦労がよく理解できた」などの感想がありました。

さいごに、京都府生活協同組合連合会・上掛利博会長理事が「地域の特性とどう結びつくかが課題。さらなる協同組合の発展に尽力していきましょう」と閉会のあいさつをのべました。


《報告講演》 「JCAの発足と協同組合間連携の強化について」
(一社)日本協同組合連携機構
(略称:JCA)協同組合連携部
前田健喜 部長


 協同組合の担い手が語る
 JA・JF・森林組合・生協から活動報告がありました



「魂の伝承
~私達の役割とは何か~」

京都市農業協同組合
川岡支部青壮年部

端 清隆

「宮津湾におけるナマコ漁業と資源管理の取り組み」
宮津なまこ組合
栗田 紘一

「綾部市森林組合での取り組み」
綾部市森林組合
爲國 佑哉

「大学生協における『組合員参加』の取り組み」
―京大生協の取り組み紹介―

京都大学生活協同組合
中島 達弥