2012年03月07日
土曜日、いよいよ春のおとずれかと思うような小春日和。
フラッと京都御苑まで散歩に出かけました。すると三本松のあたりでカメラを持った人だかりが、
聞くと「アオバト」を待っているのだとか・・・
そうこうして15分くらいすると、にわかにザワめいて、アオバトが高い木からおりてきました。みんな一斉に走る・・・シャッター音の嵐
初めて見ましたが美しいハトでした。10羽くらいいたでしょうか。群れでいっせいにおりてきて、ムクの実をついばみはじめました。
1日に何回か採餌のために地面におりてくるそうです。
京都御苑にこんな風物詩があったなんて、私は初耳。そしてたまたま居合わせて見ることができて、とってもラッキーでした(^^)
カメラマンのみなさん、けっこう待ってられたみたいですから。
「勝手に京都御苑ニュース」でお馴染みのあの川端さんもご存知なかったとか・・・
「アオバト」について調べてみると、神奈川県の大磯町 照ヶ崎の磯に一日に何度か海水を飲みに来るそうで、その数は一日のべ3000羽くらいになることから(全国一数が多い)、
その場所が神奈川県の天然記念物となっています。
2011年京都御苑散策マップ冬号にアオバトの写真が掲載され、今ではすっかり京都御苑の冬の名物となっているそう。
愛知県ではカメラマンが増えて、アオバトが警戒し、地面での採餌時間が短くなっているというネット情報も。
とにかく、子供のころあこがれた小説の「青い鳥」を想像させるとってもきれいなハトを見られて感動しました。
プロ並みのカメラマンにまじってがんばって撮影してくれた連れに感謝!! <2012年3月7日 岡本 朋子>
<すべて岡本博司撮影>
羽を広げると確かに青い
大勢のカメラマンたちが取り囲む