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京都府南部豪雨災害のご支援 ありがとうございました

2012年08月29日

120829_ujishi.JPG 強烈な雷・雨が長くつづいた。813日から14日にかけて京都府南部地域を襲った豪雨は、死者1、行方不明1を出し、住宅全壊13、半壊12、落雷による全焼1のほか、床上浸水635、床下浸水2336という被害となった(817日、京都府調べ)。当会は、近隣生協へのボランティア活動協力要請をおこない、いち早く和歌山・奈良・大阪・福井の各府県生協から、多くの職員のみなさまがかけつけてくださり、床下にもぐっての泥だし等の作業をすすめていただいた。みなさまの心あたたまるご支援で、地域住民のくらしは急速に回復しつつあります。心より感謝申し上げる次第です。ありがとうございました。

 この間、わたしたちは、どちらかといえば、府県を単位する災害から、より大規模な災害対策、そして東日本大震災を契機にオールジャパン視点からの災害対策へと、「広域災害」をおもな検討対象としてきた面がある。しかし、一方で、「地域災害」「局所災害」が毎年各地で連続して発生していることを考えると、災害対策の見直しはさけられないであろう。

 災害の規模・範囲・性質等をふまえながら、市町村レベル、府県レベル、近隣府県の協力によるレベル、オールジャパンのレベル等々、さまざまな想定をもとにしたシミュレーション・重層的な対策の準備をおこなっておくことの必要性を痛感した。<写真:宇治市災害ボランティアセンター>(2012829日、坂本茂)