2012年09月20日
9月13~14日、京都府協同組合連絡協議会の主催による京都府協同組合
体験・交流学校が開講され、JA・漁業協同組合・森林組合・生協から38人の役職員が参加した。今回のテーマは、「森林のはたす役割と協同組合~木の一生から学ぶ~」で、苗木生産から間伐、原木流通、地域材を使用した店舗づくりまで、まさしく「木の一生」の現場をフォローしていく研修内容であり、きわめて貴重なものであった。参加者にとって、京都の森林と森林組合のはたす役割を理解するうえで、他ではけして得ることのできない機会となった。
「木は植える、育てる、使うというサイクルを上手に循環させていけば再生可能な資源」であるという点、そして、「このサイクルを循環させていくことによって森林の持つ多様な機能を高度に発揮させていくことができる」という点は、今日の日本が直面している諸課題にたいして、きわめて重要な視座を提供している。